2019-01-18

理科でプログラミングの授業


理科室で6-4がプログラミングの授業をしていました。理科の「電気のはたらき」でプログラムを使って効率的な電気の使い方について学びます。これは、2020年からの新しい学習指導要領で、どの学校でも必ず学習することになる内容です。
今日は教職を目指すたくさんの大学生が見学に来ていました。


これまでの学習を生かして、便利さ、節電、ユニバーサルデザインなど、さまざまな視点で電気製品を制御することを考え、Micro:bit(マイクロビット)というボードコンピュータを目的に合わせて動かすプログラムを作成していきます。


例えばこのグループは、視覚障害のある方に音声で方角を教える機器ができないか考えていました。Micro:bitに内蔵された地磁気センサーを使って、今どちらを向いているかを知らせるプログラムです。発想がすごい!


プログラミングは、トライ&エラーを重ねて実現に近づけるものです。うまくいかないところは、理科の松川先生からの助言や支援がありました。

最後に、何を目指してプログラミングをしたか発表しました。このグループは電化製品のつけっぱなしを内蔵の温度センサーで感知して警告をするというプログラムを作成していました。


このグループは、内蔵の照度センサーを使って、外が明るくなると自動的にカーテンが開いて朝を知らせるというプログラムを書いていました。
子どもたちの豊かな発想が、もしかすると今後の社会を変える製品づくりにつながる時代が来るかもしれません。発想を実現するための論理的・段階的な思考力こそ、プログラミング教育で求めていきたい力です。

関連記事