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特色ある教育活動

六つの教育活動
フレンドシップ ボランティア   天沼検定:元号百選 
天沼郷中(あまぬまごじゅう) 食育 Do!読書活動:AKAの110冊

【フレンドシップ】
 フレンドシップという言葉は、普通「友情」を指しますが、本校ではこの言葉を、「友だちをつくる力」とか「友だちを大切にする気持ち」という意味で使っています。
 生徒たちは集団で学ぶことで大きな成長を果たしますから、「友だちをつくる力」は大切です。また、いろいろな生徒が集団生活する中で、考え方の違いからいじめが起きたりしないために、「友だちを大切にする気持ち」を育てることも大切です。
 一年生は、入学直後のフレンドシップタイムで、「自己開示」「他者理解」のエクササイズを通して、新しい友だち関係の作り方を学びます。4月下旬には二泊三日のフレンドシップスクールで、チームビルディングのエクササイズや運動会へ向けての討議などをしながらお互いを理解し合い、ルールの下で良い合意をつくる経験を重ねます。
 一年間を通して、これらの活動に構成的グループエンカウンターやソーシャルスキルトレーニングの手法を最大限に活用しながら、進めていくのが本校のフレンドシップです。

【ボランティア】
 ボランティアシップは本校の造語で、「進んで社会や人の役に立つ仕事をする気持ちや力」と定義しています。
ボランティアはもとより強制されてやることではありません。しかし、どんな場面で何ができるかを生徒は知らないので、身近なところにいろいろな場面があることを教え、参加を進めています。
たとえば杉並区の中学生レスキュー隊には、毎年60人を超える天中生が参加しています。合同訓練だけでなく、小中学校の震災救援所訓練にも参加します。 また、地域の祭りでもある天小のあっぱれ祭り、沓掛小の盆踊りに、両小学校のPTAの皆さんと一緒に、手伝いをしています。

 天沼中学校区地域教育推進協議会主催の「天沼チャリティーマーケット」は、学区域のイベントで、東北三県や海外の被災地などにチャリティーを目的とした、さまざまなイベントを、生徒の実行委員会が地域の方と一緒になって企画運営しています。
 また、身近な活動として、秋の落ち葉掃きや、雪が降ったときに学校の外の道の雪かきなどにも多くの生徒が参加し、近所の方から喜ばれています。


【天沼検定:言霊百選】
①言霊百選(国語)
 「教養ある言葉の教育」という杉並区の方針を受けて始めた取組が天沼検定、言霊百選です。言霊とは、わが国で古くから信じられてきた考え方で、言葉に宿る霊的な力のことを言います。声に出した言葉が現実に影響を与えるのは事実です。「うざい、きもい、死ね」などの心ない言葉が子どもの間に発せられ、傷つく子どもが多くいます。
 逆に、良い言葉、美しい言葉は人に幸いをもたらすと考え、生徒の心が豊かになるような言葉を暗唱するものとして編集したのが言霊百選でした。
 古今東西の名文・美文や漢詩、短歌、俳句などを暗唱します。教室の中では担任が、廊下では副担任や学校支援本部の皆さんが検定員として認印してくれます。全部暗唱した生徒が、校長先生が出す検定暗唱をクリアすると、言霊名人に認定されます。
 これらの教育活動の様子が、平成25年12月に朝日新聞に紹介され、翌年NHKで放送されると、平成26年とうとう講談社から「ことだま百選」として全国発売されました。


②Kotodama 100(英語)
 天沼検定の英語版が「Kotodama 100」です。国語と同じ仕組みで編集し、同じ方法で取組んでいます。 年に2期35回、朝学習の時間に暗唱します。
廊下での暗唱検定には、英語が得意な卒業生や保護者の方々も協力してくれています。
早口言葉やことわざ、名言、童謡、歌からなります。
99番目の歌は、ルイ・アームストロングが歌った名曲、「What a Wonderful World」です。
「目に映るのは青々と生い茂る木々‥中略‥ああ、なんて素晴らしい世界だろうと」
ほのぼのと心が温かく、生きる勇気が湧き出てくるような英語の言霊です。
 天沼中は、そういう教養を子どもたちにつけたいと思っています。

 『Kotodama 100』はこちらからダウンロードできます。

 第三弾は、天沼検定(社会科)です。天沼、荻窪、杉並を知る「歴史と文化の散歩道(仮)」として、生まれ育った街を、天沼、荻窪、杉並を順に拡げて知っていく検定です。天沼小学校、沓掛小学校との一貫教育の教材にもなることを考え、現在鋭意編集中で、平成28年度末に完成予定です。


【天沼郷中(あまぬまごじゅう)】
 郷中(ごじゅう)教育とは、薩摩藩で江戸時代を通じて行われた武士の青少年の教育方法です。自治的な教育組織で、師匠について学ぶのではなく、先輩から後輩へ、そして同輩同士が切磋琢磨する集団でした。勉学・武芸・スポーツを通して、後輩である稚児(ちご)たちは先輩である二才(にせ)を仰ぎ見るようにして成長していきました。
 驚くことに、たった500m四方70戸ほどの下加治屋町の郷中から、西郷隆盛、大久保利通、大山巌、西郷従道、東郷平八郎、山本権兵衛など、明治維新で活躍した政治家、軍人たちが生まれています。<br>
 薩摩の郷中教育が多くの人材を輩出した秘訣は、2つあると思われます。一つは、異年齢による「学び合い」です。二つ目は、二才と稚児が腹を割って徹底的に議論し合うことです。
 この二つの特色こそ、天沼郷中をつくろうとした理由です。イギリスには、ハウスシステムと呼ばれる制度があり、異年齢集団を学校内につくって活動する学校が多くあります。また、オランダの有名なイエナプランでは、マルチエイジ(異年齢集団)で学ぶことが一つの特色になっています。
①天沼中学校の郷中は、まず運動会の応援団から始まりました。結団式では郷中エンカウンターと呼ぶエクササイズを3年生のリーダーが行い、仲間意識を固めます。運動会当日は、応援団ばかりか一般生徒も総立ちになって大盛り上がりになりました。
②次に取り組んだのが、生徒総会の議案書班討議です。1つの班に各学年2名ずつの6人で討議します。
③その次が、同じ班編成で道徳を行いました。この二つに共通のコツは、上級生がまず下級生の意見を引き出し、それを受け入れながら上級生としての見識を示すことです。
④天沼郷中がチャレンジする最後の場面は、教科授業におけるマルチエイジ編成です。つまり、先輩がリトルティーチャ―として、後輩たちに教える授業です。自分が悩んだ、つまづいた経験を生かしながら教えることができると、先生から教わるのとはまた違った効果があります。
 最後に、同学年内の学び合いの取組も試験前を中心に実施しており、アクティブラーニング型授業の柱となっていく予定です。右の写真は放課後の学び合い学習の時に、得意教科について友だちを支援する「生徒Teacher」のネームカードです。

≫天沼郷中の詳しい内容は、天沼郷中(あまぬまごじゅう)ハンドブック~日本版ハウスシステム アクティブラーニング型授業へ向けて~第三版をこちらからPDFでご覧ください。≪

【食育 Do!】
 成長期まっただ中の中学生の身体にはどんな栄養素が必要か?バランスの良い食事とは?
中学生の健全な成長に食育は欠かせない教育です。
でも、なかなかまとまった食育の時間をとることができません。また、食育こそ各家庭と連携を取り合って取り組む必要が高い教育です。
 本校では栄養士による食育の時間があります。その内容を冊子にしたまとめたのが、「天中食育 DO!」(44P)です。第二版も作製されました。給食委員会を中心にして、毎日の給食に役立てています。

【読書活動:AKAの110冊】
AKAは天沼中学校、沓掛小学校、天沼小学校の頭文字、小中一貫教育を進めるグループのことです。読書活動は、三校それぞれに活発ですが、9カ年の読書活動を繋げて推薦図書をまとめたのが「AKAの110冊」です。
小1、小2、小3・4、小5・6・中1、中2・3の5群にまとめられ、合計110冊です。読後の感想を☆印で評価するようになっています。小学校4年生までで60冊読んだ児童が引き続き、小5.6から中学校にかけて、この冊子をもとに読書活動をつづけていこうという仕組みです。
 本校の図書室には、冊子に選ばれている小学校低学年の絵本も揃っています。豊かな心に育つために欠かせない名作ぞろいです。
 杉並区の施策で全小中学校に学校司書が常勤しています。AKA三校の学校司書も連携し、この「AKAの110冊」を編集しました。三人の司書さんたちが連携する事業には「天沼チャリティーマーケット」の時に実施している合同の読み聞かせの会があります。そこでは、中学生有志による読み聞かせもあります。

 


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