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平成23年度第2回学校保健委員会(2011.12.22)

今年度二回目の学校保健委員会が開催されました。
最初は保健委員会の児童が調べた「朝の生活について」の発表です。子ども達が全校生徒にアンケートをとり、学年ごとに起床時刻やその時の体調、朝食を食べたかなどを調べ、結果をグラフにしました。それに対し、校医の先生方がアドバイスをしました。この結果を見て、どのような取り組みが健康につながるか子ども達自身が考え、今後の活動につなげていけたらすばらしいと思います。

次は食育のプロフェッショナル、管理栄養士の北村美穂子さんによる「健康と食について」の講演です。北村先生はオリンピック選手の食事に直接かかわっており、毎回興味深いお話をしてくださいます。トップ選手のスランプや活躍には、食事面でのコントロールがかなり影響しているようで、普段の食生活がいかに大切か実感させられる内容でした。

朝食を抜くことの怖さ

バランスの良い食事を3食しっかり食べられたら問題はありません。しかし実行するのは、なかなか大変です。特に、朝食を食べない習慣ができると、これを改善するのは苦労するとのことでした。実は、運動能力の面や学力面でも、朝食をとる人ととらない人の間では能力に差がでる結果がでています。朝食をとらないと、午前中の活動に必要なエネルギーは、もともと体に蓄積されたものがエネルギーとして奪われ、消費されてしまいます。体温もあがらず、その結果怪我にもつながりやすくなります。また、集中力の持続にも影響を及ぼすといわれます。食事の時間がない、食欲がわかないなどの理由で朝食を食べない習慣の人も、何か対策を考えるべきでしょう。

朝食をとって金メダル

実際にスランプに陥ったあるスポーツ選手は、朝食対策から始めたそうです。何か口に入れることから始め、最初は水分、それから包丁を使わない調理のアドバイスを受けました。たとえばごはんと納豆、卵やハム、ヨーグルトなら、それほど苦労はありません。次は野菜を1品プラスすることです。ミネラル分などは、野菜をとらないと絶対に足りないそうです。最近はやりのシリコン調理具なら時間も手間もかからず、レンジなども活用するといいようです。目標が高いほど、自分で色々と考えるようになります。この選手は自分の改善点を知ることで、食生活を改善し、金メダルという結果に結びついたそうです。

食事の質を考える

今の子どもたちは習い事などで夕食の時間が遅くなり、就寝時刻もずれ、朝食の際に食欲がわかないという悪循環になっています。これまでは3食をバランスよく、という考え方できましたが、最近その考えにも変化がみられます。夜8時以降の食事は細胞が太りやすくなり、夜10時以降の食事には特に注意が必要です。夕食が遅くなる場合は早めに軽く補食をし、寝る前に食べる量や質を調整する方がよいようです。朝起きた時におなかがすいている、という状態をひとつの指標にするといいとのことでした。

一番大切な事は

子どもたちが成長していく中、小さいころから「朝食は食べることがあたりまえ」という意識を持つことはとても大切とのこと。これがちゃんと意識されていれば、高校生、大学生と成長して朝食を摂らないことがでてきても、きっかけがあれば元に戻れるようです。学校や家庭で、何度も何度も教わることもとても大切なことなのです

北村先生、どうもありがとうございました。

撮影 取材:ホームページ支援隊 KEY@KIDS net

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