令和2年度 杉並区立八成小学校 学校経営方針     校長 押野 隆一

 学校経営の基本方針

 学校は子ども(人間)の育成をして、社会でより良く生きる資質・能力を付けさせる場所でという考えに基付き
これまでの八成小の伝統と新しい風により「アイでつながる学校づくり」を進めていく。そのために、横のつながり、
縦のつながりを深め、学んで良かった(児童)、預けて良かった(保護者)、勤務して良かった(教職員)と言える
学校を目指すとともに、地域の核としての学校を目指す。

 (1) 心を磨き耕す
    児童も教員も人格のある一人の人間であることを自覚し、他の人格の尊重ができ、自分の心を磨き、心を
   耕して成長をしていく姿勢をもつ。

    ○目指す児童像:理想(夢)を持ち、深く考え、自分を向上させる意欲をもつ子
    ○目指す教員像:自己を内省するゆとりをもち、職務に関する研鑽と資質向上に努める先生
 (2) ルールを尊重し守る
    ルールの遵守は自分と周囲の人を守ることにつながる。安全な学校生活を保持するために不可欠なルール
   やマナーを尊重し、守る態度を育成する。

    ○目指す児童像:八成のきまりを守り、正しく行動し正しいことを主張できる子
    ○目指す教員像:各種法令の遵守と服務事故防止の意識を高くもち、真摯に職務に取り組む先生
  (3) 人との関係を大切にする
    人間関係は目や耳で認識できるものだけでなく、広く深いつながりがある。この関係のスタートとなる
   出会いを大切にして上手にコミュニケーションを取る力を育成する。

    ○目指す児童像:あいさつができ、「ハイ、ありがとう、ゴメンナサイ」が言える子
    ○目指す教員像:組織で対応することを意識し、縦(連携・共有)と横(連絡・相談)のつながりを
           深めていける先生

 具体的な取組について

 特色ある学校づくりの推進 「アイでつながる学校づくり」
  (1) 創立65周年にちなんだ学校行事
 (2) STEAM教育 ・プログラミングとロジカルシンキング授業  ・宇宙の学校
           ・南極の話   ・環境整備と生物の配布   ・森のつみ木教室
 (3) いのちの授業 がんの闘病経験者による授業
 (4) オリンピック・パラリンピック教育
    日
本の伝統・文化の体験、発信する能力・態度の育成
     「世界ともだちプロジェクト」 カナダ・オーストリア・チャド・バングラデシュ・ミクロネシア


 学力向上に向けて
 (1) 授業力の向上を目指し、総合的な学習の時間と生活科で全8回の校内研究会を行う。
 (2) 各種学力調査を分析して、個別指導(算数補習など)に活用する。
 (3) 学習規律と学習環境の整備 「凡事徹底」の励行
 (4) 個性を伸ばす教育として、図書館・PC室を活用した探求的な学習活動

 体力・健康向上に向けて
 (1)
授業改善の取組 オーディネーショントレーニングを活用した体育授業
           授業における運動量の確保
 (2) 長縄週間を各学期に設定、長縄グランプリに2年生以上から募集、3学期の持久走週間

 (3) 栄養士による食育の指導、アレルギー対応の徹底とフードロスに取り組みます
 (4) 養護教諭による健康指導、良い歯の取組として給食後の歯磨きを推奨する。

 安心・安全な学校生活のために
 (1) 学校いじめ基本方針に基づき、学校いじめ対策委員会による組織的で迅速な対応をする。
    いじめ防止の授業、教員研修、アンケート(学期1回ずつ) いじめ撲滅の児童会活動

 (2) 学校生活の共通理解・共通実践
   はちなりハンドブックに基づいた指導、学級経営と環境整備
   「凡事徹底」の考えの啓発、「あ(挨拶) じ(時間) み(身だしなみ・身のまわり) こ(言葉遣い)
   
 し(姿勢)」の取組を行う。

 (3) 特別支援教室「はちなり教室」との連携した教育活動を行う。
 (4) 教育相談機能の充実 スクールカウンセラーとの連携、5年生児童の全員面接、各種相談

 小中一貫教育の推進
  (1) 3校連携(中瀬中学校・桃井第五小学校・八成小学校)
     合同研修会 あいさつ運動 未来サミット 環境フェスタ

    (2) 中瀬中学校の生徒と本校児童とが直接関わる取組
     あいさつ運動 生徒会訪問 授業参観と部活動体験 宇宙の学校ボランティア
     吹奏楽部の演奏会 図書委員による読み聞かせ

 信頼される学校づくりに向けて
 (1) 経営支援組織の充実 

 (2) 校務分掌の効率化  OJTの推進
             学年として統一した指導や行動、交流授業と一部教科担任制
             C4thの運用と活用、ペーパーレス化
             会議の精選

 (3)
コミュニティスクールの運営と開かれた学校の推進
      学校運営協議会の開催 年8回 学校運営の支援と意見
    学校支援本部との連携
    
学校だより、学年だよりの発行 月1回
    学校ホームページの更新 週1回以上
 (4)
平日公開 各学期1回設定 (今年度の設定日は未定)




HOMEへ戻る