井荻小学校 3学年の様子

2016年3月
「じしゃくのふしぎをしらべよう」

   2月に入り,3年生の理科では磁石についての学習が始まりました。最初の授業では,教室内の様々なものに棒磁石を近付けながら, 磁石の不思議を見つけて歩きました。「鉄にくっつくよ。」「電気を通すものと同じものにくっつくのかな?」など, たくさんの発見と疑問をもち,授業が始まりました。
 2月25日(木)は、毎年磁石の授業に来ていただいている澤渡要先生をお招きし,磁石について教えていただきました。 今まで見たことのない強力な磁石や,丸い形の磁石に大興奮。そして,「磁石を切ると何極になるのだろう?」 「地球と磁石の関係は?」など,不思議に思っていたことが講師の先生の実験やお話から明らかになりました。磁石には種類があり, ひきつける強さが違うことも分かりました。「わかるって楽しい!」と,笑顔で学ぶ姿が見られました。
 理科の学習が始まってから1年が経とうとしています。3年生最後の理科を,とても楽しく, 充実した実験で締めくくることができました。

2016年1月23日(土曜)
「バリアフリー体験」

   1月23日(土)の土曜授業では、バリアフリー体験を行いました。この体験では、お年寄りの体の動きや白内障の方の物の見え方、 車いすに乗っている人、押している人などいろいろな立場の人のことを考えました。
 白内障の体験ができるメガネ(視野が狭く、黄色く見えるゴーグル)をかけて、手袋をはめてペットボトルのふたを開けようとしますが、 力がうまく伝わらずに開きません。財布から小銭を出そうとして落としてしまったり、出し間違えてしまったりもしました。
 車いす体験は乗る側も押す側も体験しました。段差を降りる大変さや思ったように動けないもどかしさも感じました。
 体験を終えた子どもたちの感想には「次、困っている人に会ったら声をかけ、手助けしてあげたい。」というものが多くありました。 体験を通して、お年寄りや体の不自由な方の大変さを知り、どのような助けが必要か考えられる貴重な時間となりました。

2015年12月13日
豆腐作り体験

  12月13日は「豆腐作り体験」をしました。国語の「すがたをかえる大豆」を通して、大豆がそのままの姿だけではなく、 豆腐やきなこ、味噌などに姿を変えることを学んだ子どもたち。今回、実際に作ってみると、 きなこも豆腐も大豆の匂いがふわりとし、見た目は違ってもやっぱり大豆からできているんだ、と実感することができました。  豆腐作りは混ぜ方一つで固まり方が違う、コツがいる作業でした。自分たちで作った豆腐は大豆の風味があり、とてもおいしかったです。

2015年11月
どちらが重いかな?

  算数では初めて「重さ」を学習しました。重さ比べをするには、どちらが重いかまず持ってみます。 大きいのに軽いもの、小さいのに重いもの。重さは見た目では分かりません。手作りの天秤で比べているうちに「こっちが重い!」 と比べることができました。「でも、毎回天秤を使って比べるのは大変!どうしよう?」と子どもたちの思考が始まりました。 話し合いの結果「同じ重さのものでいくつ分かを調べたら簡単!」という発見。この学習でとても大切なことに気付くことができました。 いろいろな物の重さを「ブロックいくつ分」で表すことにして、いろいろな重さ比べをすることができました。 便利な方法を見つけ、どの子もいい笑顔で活動しました。

2015年10月
初めての社会科見学

 3年生の社会科では、これまで自分たちの住む町や、杉並区について調べてきました。 今回の社会科見学では、調べてきた道路や街並みを実際に通りながら、トマト農園の「三幸園」、善福寺川取水施設、 杉並区郷土博物館へ行ってきました。写真は郷土博物館での火吹き体験の様子です。昔の人は苦労をして暖をとっていたこと、 さらに囲炉裏には今のコンロのような役目があることなど、昔の人の暮らしを勉強してきました。 この学びを三学期の学習で生かしていきたいと思います。

2015年9月
ヤゴイカダ作り

 3年生は6月に清掃前のプールに入り、ヤゴを救出してトンボにかえしました。 来年度の3年生も自分たちと同じようにヤゴをたくさん救出できるように、トンボが卵を産むための『ヤゴイカダ』を作りました。 プールにしっかり浮くように、麻のひもを使って、竹にネットをくくりつけました。自然のものを使うので、 一つ一つにビニールとは違うにおいがありました。この秋以降、学校で集めた落ち葉などをこのイカダの上に乗せ、 卵がかえりやすい環境を整えていきます。設置するとすぐにトンボが卵を産みに来て大喜びでした。

2015年6月
善福寺川の生き物調べ

 善福寺川に生息する生き物を調べに、川に入りました。毎日見ている善福寺川ですが、 普段は入れないため緊張と期待でいっぱいです。網を持って、草の陰や砂が溜まっている場所に目をつけ生き物を集めました。 生き物の捕り方や、生息する生き物によって水の状態が分かることを学び、井荻小学校の環境学習の第一歩をスタートさせました。

2015年6月4日
ヤゴ救出大作戦

 今年もプールでは、いろいろな種類のたくさんのヤゴが育っています。 これは、トンボがたまごを産み付けやすくするために、去年の3年生が特殊ないかだをプールに設置してくれたおかげです。
 ここで育ったヤゴを救出して、できるだけ多くのトンボを自然に還したいという思いから、プールの清掃が入る前の6月4日に 「ヤゴ救出大作戦」を行いました。ゴミや落ち葉を網ですくいだし、ヤゴを探していきます。体が大きいギンヤンマのヤゴには、 子どもたちも大興奮。みんなで力を合わせて、ヤゴを救出しました。
 学校や家で大切に育てて、トンボとして飛び出す日が楽しみです。

2015年4月
町探検に行ってきました。

 三年生になって理科と社会が始まりました。今回は初めての社会の学習で町探検へ行ってきました。 学校の周りは何があるのかな、どんな町並みかな。普段よりもゆっくり丁寧に自分たちの住む町を回ってきました。 調べてきたことを大きな地図にまとめています。