日本の伝統等を学んできました(6/14~16)

6月14日(水曜日)から16日(金曜日)までの2泊3日、第9学年の生徒の皆さんと古都「京都・奈良」に修学旅行に行ってきました。(1日目「奈良にてクラス単位の史跡めぐり」、2日目、3日目「京都にて班別行動」)

私自身は、京都・奈良の史跡等を巡ることより、第9学年の1組、2組、5組の生徒たちとのコミュニケーションを図ることを楽しみにして引率しました。

実際、3日間、沢山の生徒たちと会話することができましたが、どの生徒も真面目で礼儀正しい事に驚かされました。

集団での行動も規律あるもので、ご家庭や学年の先生方の日ごろの親身な指導の成果を感じ取ることができました。

今回の宿泊先は京都の歴史や文化、趣を一番感じることのできる東山の高台寺の側にある「元奈古(もとなご)」という旅館でした。全体のスケジュールも、この旅館のロケーションを生かしたもので、夕食後、青蓮院門跡にお抹茶とお琴の演奏を聴きに出かけたり、朝食前、清水寺の境内を散策したりするなど、京都の「静」なる雰囲気も味わうことができました。

また、この旅館の方々の生徒への「おもてなし(接客)」もすばらしく、布団が敷かれた際に一人一人の枕元に置いていただいた「折り鶴」に生徒たちも感動していました。

生徒がたくさんの体験等をこの修学旅行でしてきたように、私も早朝の清水寺散策で「目から鱗の落ちるような」出来事に遭遇しました。

清水寺は現在、50年に一度の大改修が行われており、有名な清水の舞台が足場で囲まれ、清水寺の姿や清水の舞台からのパノラマ風景を見ることができません。生徒もあまり清水の舞台に留まらず、直ぐにお目当ての「音羽の滝」に下っていってしまいました。

私も「少し残念だな。」という気持ちで階段を降りようとしていた時、散歩中のご高齢の方が私と周りの生徒に向かって、「工事の様子も見て行きなさい。50年に一度しかない工事の様子を間近で見ることができる幸運な人なのよ。完成した清水寺はこれから来ようと思えば何度も来ることができるけど、工事を次に見ることができるのは、50年後になってしまうのよ。」と語りかけてきました。

私はこのご高齢の方の感性を「すばらしいな」「素敵だな」と思いました。そして、感動しました。

この出来事から、今、起きている現象等を一面的に見るのではなく、別の見方で見ることの大切さを学びました。また、この方の過行く時間の捉え方にも感心しました。この方は、日常的に京都の50年後、100年後の姿を考えたり、憂いたりしているのではないかと想像してしました。そして、私は「もっと京都の方や奈良の方と知り合いたい、語り合いたい。」「もっと京都のことについて知りたい、学びたい。」と本気で思いました。

さて、生徒たちはこれから作文を書いたり、総合的な学習の時間等において、学習成果をプレゼンテーションにまとめたりします。この修学旅行での様々な体験等が14歳、15歳の生徒の「私にはもう無くなってしまった」柔らかな感性等にどのように響いたのか、それらの作品等を楽しみにしたいと思います。

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