三日間で第五学年の子どもを成長させた「富士学園移動教室」(11/15~17)

11月15日水曜日から18日金曜日までの2泊3日、第5学年の児童が山梨県都留郡忍野村にある杉並区立富士学園を宿泊地とした「富士学園移動教室」に行ってきました。現地では、気温は氷点下になるなど低かったものの、うっすら雪化粧をした富士山の山頂付近をはっきり見ることのできる、とても天気に恵まれた3日間でした。

児童にとっては人生初めての宿泊を伴う学校行事でとても楽しみにしている故からか、スタート時から少し興奮気味で、出発式では、全体的に「そわそわ」「ふわふわ」した様子でした。しかし、最終日の到着式では、一人一人が「自然や文化についてしっかり学んだ。」「登山で頑張った。」「委員、係において自分の責任を果たした。」「自分一人で身支度などしっかりできた。」などの達成感、充実感を得たことからか、一人一人が実行委員の発表や私の話の際、しっかりと目を見て、その話を聞き逃さないように真剣に聞いていました。

少し、お兄さん、お姉さんになったように見えました。私も、引率した教員たちもその成長に驚き、感動しました。第6学年で行く弓ヶ浜移動教室に向け、いくつかの課題は残りましたが、児童の決めたスローガン「富士の自然とふれあい、みんなで助け合い、思い出に残る 最高の富士学園にしよう。」をおおむね達成することができました。

富士学園移動教室ではこんなことがありました。

〇 1日目、山梨県の郷土食「ほうとう作り」体験をしました。きのこや根菜の食べられない児童が「美味しく食べられた」と言っていました。

〇 おかわりをして最高4杯食べている児童がいました。現代っ子(杉並の子)は「民宿」とはどのような施設か知らないようでした。

〇 「民宿ってレストランなの?、ホテルなの?」とある児童に質問されたので「自分で調べてみようね。」と伝えました。

〇 1日目夜、綺麗な星空の下、キャンプファイヤーを行いました。気温は0度近くに下がっていましたが、係の児童がとても頑張っていました。そのおかげで盛り上がり、思い出に残るキャンプファイヤーとなりました。

〇 「燃えろよ燃えろよ。」の歌や「ジェンカ、ジンギスカン」などのダンスは何年経っても変わらないなと感動しました。

〇 2日目早朝4時前、男子も女子も多くの児童が起床時間前に起きて、騒いでいたことが判明し、朝食時に学年の先生方により、児童に対し、緊張感が足らない旨の指導を行いました。また、朝食後、緊急実行委員、室長会議が行われました。

〇 2日目、忍野八海を見学し、高座山(たかざすやま、標高1304m)登山をしました。第5学年の児童は、第4学年時、高尾山遠足が雨で中止となったため、学校としては、初めての登山でした。急な斜面も上りましたが、みんな元気に怪我もなく登りきりました。

〇 2日目夜、肝試し大会をしました。鈴木薫先生の怖いお話で盛り上がり、真っ暗な館内のコースをグループで歩きました。

〇 全員で手をつなぎながら歩くグループ、途中で怖くなりスタート地点に走って戻って来てしまうグループ等、様々でした。思い出に残る楽しい時間を過ごせました。

〇 2日目の夜は、指導の成果からか、登山で疲れたためか、全員が静かにぐっすり寝ていました。

〇 3日目の朝会は、芝生も凍るマイナス2度の寒い中で行われました。実行委員からの話、ストレッチ体操(運動会と同じ、「LIFE」の曲に合わせた体操)を行いました。

〇 閉園式で富士学園の支配人の戸島さんからお話をいただきました。成長したこと、頑張ったことについて褒めていただきました。しかし、感謝の気持ちを他に伝えることについては、「まだ十分できていない」ことをご指導いただきました。また、ご家族への感謝の気持ちをもつこと、「ありがとう」「ごちそうさま」の気持ちを言葉で伝えることについてもご助言いただきました。

〇 3日目、河口湖フィールドセンターで工作とフィールドワーク「溶岩樹型見学」を行いました。工作は、木でできたバードコールを作りました。初めて「小刀」を使いました。使い方や怪我をしないための指導に時間をかけましたが、児童はなかなか慣れず苦労して作業をしていました。削った後に絵を塗ると素敵なお土産になりました。

〇 フィールドワークは、溶岩樹型とは、富士山の「噴火による溶岩が斜面を流れた時、樹木を巻き込んで冷え固まると、熱によって消失した樹木の跡が空洞にとなって地中に残されたもの」です。児童はガイドさんのお話をとても興味深く聞いていました。実際、洞窟のような地下にある樹木の消失した後の空洞を、懐中電灯をもちしゃがみこみながら歩いてきました。皆、ほふく前進のような状態で地表に戻ってきましたが、小さな冒険を終え、とても良い表情でした。

〇 3日目、予定通り杉並和泉学園に到着し、たくさんの保護者の方、お出迎えの先生方に囲まれ、帰校式が行われました。帰校式でも、実行委員が役割をしっかり果たし、落ち着いた状態で式を終えることができました。学年の先生方から実行委員、班長、室長などのリーダーばかりでなく、全員が係としての責任を果たしたことについてお褒めの言葉をいただきました。

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