第2回スマイルタイム「900名の心が音楽を通して一つにまとまりました」(10/30)

10月30日火曜日の5校時、学園の大アリーナに全児童・生徒900名が集い、「第2回スマイルタイム―音楽交流会―」が行われました。

スマイルタイムとは、名前の通り、全ての児童・生徒にとって、学園生活がより楽しく、笑顔で過ごせることを目指して行う異学年交流会で、年間3回実施されます。

今回は、6年生選抜チームによる和太鼓(新泉太鼓)演奏、中学部合唱コンクールグランプリ学級(9年1組)合唱と中学部有志(昼休み合唱団)による合唱を全学級の児童・生徒で鑑賞しました。

大アリーナに集合した時は、なかなか低・中学年児童の私語が止まず、司会をする中学部の生徒会役員も何度も静かにするようアナウンスをしていましたが、太鼓の演奏や合唱が始まると、その演奏等に会場に集う皆が引き込まれ、あっという間に一体感が生まれて行きました。

特に印象的だったのは、

① 7年生から9年生の中学部生徒全員が、6年生の太鼓演奏を真剣に、そして優しい表情で食い入る様に鑑賞していたこと。(きっと、自分の小学部時代を懐かしく思い出したり、伝統を守ろうと頑張る後輩の姿、完成度の高い演奏に心打たれたりしたのだと思います。)

② 1年生から6年生の児童全員が、中学部生徒の大人の声で歌う合唱を驚いた表情で見つめていたこと。(きっと、その歌声に圧倒されたのだけではなく、中学生になって歌う自分を想像してみたり、家とは違うお兄さん、お姉さんの頑張る姿にびっくりしたりしているのだと思います。中学部生徒の歌うアニメ主題歌を口ずさんだり、自分のお姉さん、お兄さんを見付けて手を振ったりする光景も印象的でした。)

③ 運営をする中学部生徒会役員や演目・曲等を紹介する6年生、9年生が、1・2年生でも理解できるように、そして興味をもってもらえるように「笑顔」で丁寧に語りかけていること。(きっと、下級生でも分かるよう優しい心、思いやりの心をもち、その文章等を工夫したのだと思います。)

④ 中学部の生徒が歌っている時、小学校・小学部時代に担任だった先生方が本当に嬉しそうに、そして優しい目で見つめていたこと。(きっと、その成長に感激していたのだと思います。)

です。

全ての児童・生徒や先生方の表情に笑顔が生まれ、心が和むひと時、小中一貫教育校の素晴らしさを感じるひと時でした。

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