学園の小アリーナに中学部生徒の力作等が展示されました(2/18)

2月15日金曜日から18日月曜日までの3日間、美術・技術家庭科などの実技教科等の作品や中学部生徒の理科・総合的な学習の時間の研究成果等を展示したり、発表したりする「平成30年度 文化発表会」が本学園の小アリーナで実施されました。

昨年度までこの行事は、中学部のOS(オープンスペース)で行っていましたが、学校公開に来られた小学部の保護者の方にもご覧いただきたいという思いで、本年度は小アリーナでの実施に変更いたしました。

今年も中学部の生徒が小学部の児童を案内するという小中一貫教育校ならではの取組を行いました。案内する中学部の生徒の表情はとても得意げに見えました。

作品もどれも力作でしたが、中学部9年生の透視図法を用いた「私の心の中の世界」は、大人と子どもの狭間である思春期の中学部生徒らしさを感じるもので、小学部児童の感性とは明らかに異なるものでした。

技術の木工作品、家庭科の絵本の出来栄えなどの素晴らしく、授業での学習成果を感じるものでした。(家庭科の絵本は、実際の保育園や幼稚園での読み聞かせなどの体験活動でも使用しました。)

これらの作品から、豊かな感性や杉並和泉学園の精神である「Create(創造)」する力等が着実に育まれていることが実感することができました。

これからAI(人工知能)が如何に進歩しても、人の心の中にある「豊かな感性」や「美を追究しようという心」「芸術性」等を身に付けることはできません。また、Diversity(多様性)の時代となっても、その国が長い間、大切にしてきた文化等が廃れることも絶対にありません。生徒の皆さんには、人の未来をより豊かなものにする「豊かな感性」「創造力」「自分のアイデンティティー」や学園の精神「3つのC」等を芸術にかかわる学習活動や探究する学習活動等を通して、さらに育んでいってもらいたいと思います。

 

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