学園長ページ

神田川沿いの桜も満開の時期を終え、川面が流れる花弁で淡紅色に染まっているかに見えます。毎年、この光景を見ると、新しい児童・生徒教職員を迎え、いよいよ新しい年度が始まることを実感します。本学園2年目になりました、学園長、田中 稔です。

4月当初、新一年生131名、新7年生67名を迎え、全学園児童生徒約900名で杉並和泉学園の平成30年度がスタートしました。お子様のご人学、ご進学、誠におめでとうございます。教職員、学校運営協議会委員一同、心よりお祝い申し上けます。

本学園は、小中一貫教育校でありコミュニティースクール(以下、CS)でもある、日本の中でも先駆的な教育システムによる運営がなされている学校です。

小中一貫教育とは、小学部と中学部の教員が協力しながら学習指導を進め、義務教育の9年間で子供たち一人一人に生きる為に必要な力を確実に付けていくことを目指した教育です。そして、この小中一貫教育の成果は、中学部9年生の卒業時の姿となって現れます。

例えば、先月3月に卒業した生徒は、少し内気な面があったものの、誰にでも優しく接することのできる生徒、素直で吸収力のある生徒でした。また、心の中には熱い情熱をもち、チャレンジ精神のある生徒でもありました。高校入試においても、少し合格が難しいと思える学校にも果敢に挑戦し何人もの生徒が周囲の予想に反し、見事、合格を勝ち取っています。

ある難関高校に合格した生徒について、小学部時代に遡り、学力の推移を中学部まで追ってみると小学校時代には中位層にあった学力が、学年が上がるに従って上昇し、特に中学部で著しく上昇しています。このような姿の実現こそ、小中一貫教育校で目指しているものであり、CS委員、保護者、教職員で定めた一貫した教育の目標(「3つのC (Create =想像する『力』、Communicate =かかわり合う『力』、Challenge =挑戦する『意志』)」に磨きをかける。)や方針、生活の心得等により、連続性のある学習・指導を行う目的です。

この「3つのC」の中でも、本学園は「Communicate」を育てる教育に大きな特色をもっています。小学部と中学部の児童・生徒が様々な活動でかかわり合ったり、小学部の中で縦割り班活動を定期的に行ったりすることにより、思いやりの心、リーダー性、協調性、積極性等をはぐくんでいます。また、今から10年以上前に新泉小学校、和泉小学校時に国の特別な指定を受けていたことに始まる英語教育(英語によるコミュニケーション力を高めるための教育)も大きな特色で今年度のカリキュラムにおいて、最も重点を置くものです。

この英語教育を充実するために、本年度、小学部外国語活動においては、第5学年、第6学年において、今年より年間15時間の授業時間を増やすとともに、全学年において中学部英語科教員の協力的指導や中学部生徒との交流等を進めてまいります。

また、中学部においては、第7学年から第9学年の全ての英語科の授業において、少人数学習集団による授業を実施する他、オーストラリア国ウイロビー市にあるウイロビー・ガールズ・ハイスクールと姉妹校提携を結び、本学園に整備されているテレビ会議システムを活用した英語交流を定期的に行いたいと思います。

最後にコミュニティースクールである本学園は地域の方々の意見・要望を本学園の進める学校教育・経営の改善に生かす仕組みがあるにも関わらす、教育調査の保護者設問「意見や要望を学園に気軽に伝えることができる」の肯定率が 41.9%と低い状況にあります。学園の教育に関する意見等について、PTAの委員やCS委員(現役保護者、元保護者の方も委員をされています。)の方々にお話しいただき、集約できる方法等について、今後も保護者の皆さんと意見交換を続け、考えてまいりたいと思います。今年度も、杉並和泉学園は、地域にあり地域とともに歩む学園として、教育活動を全力で進めてまいりますので、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

平成30年度 学校経営計画

学園長のゆ~いぎな話

更新日:2018年4月10日

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