校長より

新年度・創立95周年の始まりです

 爽やかな季節となり、令和5年度・新しい学年が始まりました。お子様の進級・進学おめでとうございます。新たな一歩を踏み出す子どもたちの表情から、「今年度も頑張るぞ」という声が聞こえてくるようです。 今年度新1年生79名を迎え、全校児童429名、通常の学級16学級、梅組2学級で、令和5年度を出発します。今年度は創立95周年となります。


 本校では、杉並区教育ビジョン2022 ~みんなのしあわせを創る杉並の教育~ に基づき、「共に生きる子ども」の育成を目指し、これまでも教育活動を進めてきました。昨年度は、新型コロナウイルス感染症もやや落ち着きを見せたため、アクティブDAYや学芸会等、少しずつ行事や学習の広がりを行い、子どもたちが互いに協力し合いながら活躍する場を増やしてきました。
 そこで今年度も、桃井第三小学校をすべての子どもの活躍の舞台とし、素敵な自分になるための活動を進めていきます。また、子どもたちには「共に生きる」ことを目指し、自分や人のためにできることを全力で行う「素敵な自分」になるよう働きかけていきます。そのためには、自分にできることは何かと考え、自分を高めるための日々の努力をすることが必要となります。では、どのようなことをすれば、自分を高めることにつながるのでしょうか。


 ここで、3月の卒業式で、卒業生に伝えたことを記載します。
   自分を高める「かきくけこ」

「か」 感動・感謝  … 瑞々しい心をもち、物事に感動・感謝すること
「き」 興味      … 出会う新しいことに、興味・好奇心をもって取り組むこと
「く」 工夫     … 今まで通りのことにとらわれず、思い切ったアイディアを出すこと
「け」 健康      … 健康な心と体をもつこと
「こ」 こだわり   … 細かなところまで気を配り思い入れること


 在校生にも、子どもたち自身がこれらのことを意識し、日々の様々な活動に臨んでいけるようにしていきます。
 そして子どもたちが、「学校に行けば楽しいことがある」「夢中になれることがある」「自分の力が発揮できる」「自分を認めてもらえる」「友達と一緒に何かができる」「仲間とともに、興味のあることに存分に取り組める」・・・ということができるよう、教職員一同教育活動を進めていきます。
 また、保護者・地域の皆様のご協力をいただきながら、様々な方々との関わり合いや学びを通して、多くの価値観に接するとともに、実体験等を踏まえながら、子どもたちが十分に考える活動を行い、豊かな感性を育んでいくことのできる実践に取り組んでまいります。 
 今年度もどうぞ、よろしくお願いいたします。



校長 杉浦 敬