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校長室より

校長室より

校長  由井 良昌

平成30年度 杉並区立西宮中学校 学校経営計画



 校長室より



平成30年度 1学期始業式にて


春休みが終わり、新しい学年がスタートします。2つ話します。

1つは、明るいあいさつを続けることです。来週の入学式で新入生に手本を示してください。

朝は「おはようございます。」、2・3時間目ごろ以降は「こんにちは。」、帰るときは「さようなら。」を元気よく言葉にしてください。あたりまえのことなのですが、よくできる人と、まだまだの人がいます。先生だけではなく、来校者に対してもあいさつをしましょう。

  2つは、2・3年生が上級生として、1年生にあこがれられる人になってください。3年生は最高学年です。中学校生活も残すところあと1年。すべてのことが、ラストになるわけです。定期考査しかり、部活動の試合しかりです。結果はどうあれ、悔いをのこさず、やれるだけのことはやるということが大切です。そういう姿を下級生が見ています。やれるだけのことをやったかどうかは、自分が一番わかっています。自分を偽らないでください。

2年生は、下級生ができます。教える立場です。いわゆる中堅学年です。下級生はよく見ています。正しい方向に導いてあげることが大切です。たとえ2年生・3年生であっても、1年生は、いいかげんな人の話は、真剣には聴いてくれません。

 3年生は1・2年生のよき手本として、2年生は1年生の手本として、皆さんはあこがれの存在であることを自覚してください。

  最後に、「心みつめて」という東京都教育委員会の冊子の最初のページに、夏目漱石の言葉が記されています。


 真面目に考えよ。誠実に語れ。摯実に行え。汝の現今にまく種は、やがて汝の収むべき未来となって現るべし。





平成29年12月25日 終業式

 2学期が終わりました。

  最も長い学期が終わりました。

 終業式に次のような話をしました。

2学期のまとめが通知表に書いてあります。担任の先生が一生懸命にみなさんのよいところを見つけて所見に書きました。すぐによいところを探せる生徒もいるでしょう。見つけるのに苦労した人もいたでしょう。自分のよいところ(強み)を伸ばしていくことと、課題を克服することが大切です。この冬休みは2週間と短いですが、短くても人は変わることができます。年が変わる「節目」です。何かを変えるチャンスです。今までの自分のよくなかったところを一つでも変えてみる。それも具体的に、早寝早起きをするのであれば、「朝7時に起きて夜は12時までに寝る。」という目標を作ることが大切です。

3年生と面接練習をしていた、何人かの人には話しましたが、1・2年生も含めて全員に話しておいた方がよいと思うので話します。西高で研修会がありそこで聞いた話ですが、西高に限らず高校生に求められる力は、「考える力」であるということです。なぜそういう力が求められているかと言うと、それはAI(人工知能)からです。AIのアルファー囲が囲碁の世界チャンピオンに勝ったあたりから、AIに人間の仕事が奪われるのではないかという脅威を感じる人が増えてきました。

AIは万能なのでしょうか。人間はどうなるのでしょうか。人間には強みがあります。人間は考えることができるのです。そんなこと言っても、AIにはディープラーニングがあって、将棋だったら24時間で何万局も対戦して強くなっているのではないかと反論する人もいるでしょう。人間は人に接してその人のことを考えて、行動することができるんもです。将棋や碁が強いのとは違います。大切なのは、考える力です。現段階では、AIは言葉の意味が読めないのです。例えば、こんなことをわかりません。

「食う」という言葉があります。あまりきれいな言葉とは言えませんが。対話型AIロボットに、O先生が、「うなぎを食いたい。」おいしい店を教えてと言えば即座に紹介してくれるでしょう。O先生が、

「T先生は人を食った人だね。そう思わない。」と聞いた場合は、AIは理解できません。「人を食べるのですか?」と問い返してくるかもしれません。また、「I先生の演技は主役を食っていたよ。そう思わない。」と質問しても意味が分かりません。我々に人間にはわかります。我々はいくつかの意味から正しいものを考え出すことができます。こういったことが人間の強みです。このことは、17世紀のフランスの哲学者・物理学者パスカルも言っています。人間は自然の中で最も弱い葦の一茎にすぎない、だがそれは、考える葦である。「人間は考える葦である。」機会があったら調べてみてください。

 

次は保護者会で話したことです。2学期、地域や社会への貢献活動がより盛んになってきました。写真と共に紹介します。

 10月22日(土)「みやまえあきまつり」に12名の生徒がボランティアとして参加し、また、吹奏楽部が演奏を披露しました。

11月25日(土)西宮アドベンチャーに実行委員7名も含め生徒約200名が参加しました。1・2年生のほとんどが参加したことになります。

11月26日(日)地域の防災訓練に10名のレスキュー隊員が参加しました。12月から始まった落ち葉掃きに100名以上の生徒が参加しました。

最後に、杉並区中学校対抗駅伝の結果です。24校中男子15位、女子17位でした。今年度から以久しぶりに朝練習を再開して臨みましたが、入賞という目標にまでは至りませんでした。結果は結果ですが、生徒たちがキャプテンを中心に、主体的に練習を行うとともに、先生方が「チーム西宮」で取り組めたことが成果だと思っています。来年度につなげていきたいと思っています。

今年1年間、西宮中の教育活動にご理解とご協力を賜りまことにありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

   



         




平成29年10月19日(木)


 
 西宮祭音楽会

10月19日(木)に、恒例の音楽会が杉並公会堂でありました。私にとっては初めての音楽会。ここ数週間、朝と放課後に素敵な歌声が聞こえていいました。どんな合唱を聞かせてくれるのだろうと、わくわくしていました。結果的には期待どおり、今年のスローガン「百歌繚乱~咲かせよう音楽の花~」を思わせる感動的なものになりました。

事前に配布したプログラムに「音楽会に期待する」として、次のようなことを書きました。「~略~ 生徒の皆さんは、今までの西宮中の先輩たちが積み上げてきた良い伝統をしっかりと受け止め、学級の仲間と心を一つにして、丁寧に思いを込めて、歌いあげてほしいと思います。そういった姿が、演奏を聞いている他の生徒や来場してくださった方々に、大きな感動を与えます。他の学年や学級、そして合唱以外の演奏もしっかりと聴いて応援し、充実した楽しい一日にしてください。保護者や地域、そして西宮中に関係する皆様、生徒が、眉根を寄せ、身体を揺り動かしながら目を輝かせて歌う姿を、どうぞハンカチと一緒にお楽しみください。~略~」

何も言わなくても静かに話し聞いたり、合唱や演奏を聴いたりする態度などは、西宮中生にとっては当たり前のこと。しっかりできていました。

合唱は学年を追うごとに上手になり、上級生が本当によい手本になっていました。それにしても3年生の合唱は圧巻でした。どのクラスも素晴らしい。誰もが賞賛していました。2年生は、昨年を経験している余裕を感じました。美しい歌声とハーモニーのよさが印象的でした。1年生は一生懸命さと力強さ感じました。来年が楽しみです。

閉会後に、ある保護者の方が、「合唱を聴いていて、涙が出てきました。ハンカチが欠かせませんでした。」と言ってくださいました。

3年生は最後の音楽会の感動を胸に、仲間とともに受験を乗り越えていってください。1・2年生は、伊勢先生から示された課題を受け止め、来年度、この音楽会をより一層充実させてください。生徒の皆さん、良い一日をありがとうございました。寒い中、ご来場いただいた保護者・地域の皆様まことにありがとうございました。


           

                                 
 



平成29年9月25~27日

 
修学旅行随行記
(*マチコミに掲載した文章とほぼ同じです。)

 <第1日目>

東京駅に集合時間の10分前に全員が集合しました。たくさんの中学校が集まっていました。絶好の天気に恵まれ、旅行がスタートしました。新幹線車内では、生徒たちはカードゲームを楽しんでいました。食事後、私の乗っている車内では、一部の生徒が、歌を歌っていました。それもなんと、合唱曲です。定期考査後の音楽会の準備を新幹線車内でするとは、感心しました。

<第2日目午後編>

 世界最古の木造建築法隆寺、壮大さに圧倒された東大寺の見学を終えました。今、京都の宿舎、東寺の洛南会館に向かっています。法隆寺では、10頭身?の百済観音、教科書に載っている玉虫厨子の大きさに驚いていました。東大寺では、通り抜けると、目から鼻に抜けるように賢くなる、難関を通り抜けるなどと言われる、大仏様の鼻の穴と同じ大きさの柱の穴に何人もの生徒たちが挑戦していました。写真屋さんが良い写真が撮れたと喜んでいました。西宮中の生徒は、何事にも興味関心が高いようです。

    

<修学旅行第2日目>

日頃の行いが良いのか、今日も晴天です。班行動で京都都市のシニアガイドさん(SKY)と1日行動を一緒にします。昨日の夜は、実行委員企画の【修学旅行の夕べ】がとり行われました。男子生徒有志のダンスチーム2グループは、それぞれが切れのある動きで会場を沸かせました。Tくんのマジックは、カードマジックでしたが、ミスターマリックに恐れられるだけあって、プロ顔負けのものでした。おお~!まさにマジックショー。男子生徒による漫才は、先生ネタで絶妙なトークを披露しました。実行委員からは、ブルゾンちえみさんのギャグが楽しかったです。第3学年の先生によるブルゾンちえみさん、恋するフォーチュンクッキーのダンスと歌は、会場をおおいに盛り上げました。練習の成果?があらわれました。


<第2日目午後編>

今日は暑い1日でした。班行動はSKY の皆さんのお陰もあって、無事に終了しました。私は、多くの班が参拝する伏見稲荷大社に行ってきました。さすが、京都No.1の観光地、人ひとヒトでした。そういった状況の中、一つの班と出会いことができました、駅の近くでしたが。

夕刻、生徒たちは建仁寺の両足院で座禅体験をしました。昨日の夕食はすき焼き、今日はうどんすきです。1日歩きまわったので食事がさぞかしおいしく感じることでしょう。

  

<最終日>

今日で楽しかった修学旅行も終わりです。午前中は、天気もよく順調で、見学場所を追加した班もあったそうです。タクシーが京都駅に到着し始めたころポツリポツリと雨が降ってきました。すべての班が時間どおりに到着し、予定どおり14時39分に、新幹線が出発しました。

生徒たちにとって中学校生活最後の宿泊行事は、とても思い出深いものになったことでしょう。時間を守って、男女が協力しながら楽しそうに行動している姿に清々しさと頼もしさを感じました。

まだ帰宅していませんが、帰宅後、お土産を前に土産話に花が咲くことを願いつつ、新幹線内から最終日のご報告をさせていただきます。


平成29年9月15日(金)


 今日、生徒会会長・役員候補の立会演説会と選挙がありました。

立候補者及び応援演説者が、実に堂々とスローガンや公約、自己PR等を訴えていました。「あいさつ運動をもっと進めたい」「学校からいじめをなくしたい」「もっと明るい学校にしたい」など真剣でとても素晴らしいものでした。誰が会長・役員になっても十分に活動できると思いました。。

昨年度から西宮中学校を支えてきた、現会長の森戸さん(3年)、副会長の矢作くん(3年)、書記の田中さん(3年)、庶務の中島くん(3年)、副会長の三浦くん(2年)、書記の德山さん、庶務の小山くん(2年)、本当にお疲れ様でした。

新会長の大野(2年)くん、役員の高野くん(2年)、神谷くん(2年)、橋本くん(2年)、木田くん(1年)、林さん(1年)、菱垣さん(1年)。伝統を受け継ぎ発展させていってください。皆さんならできます。期待しています。





 平成29年8月30日 2学期が始まりました  


         

 2学期が始まり、生徒の元気な声、屈託のない笑顔がたくましくなった顔と一緒に、西宮中学校に戻ってきました。

 始業式に次のような話をしました。

この夏休みに、とにかくいやになるほど勉強したという人はいませんか。特に3年生には、1学期の終業式で夏を制する者は受験を制すると話ました。でも、西校に進学した先輩が言っていましたね「夏に勉強するのは当たり前。ここから先で差がつく」と。計画的に学習していきましょう。

さて、この夏休み中にたくさんのスポーツ選手が取り上げられていました。何が印象に残っていますか。

私はボルト選手が一番心に残っています。陸上の世界選手権100メートルでまさかの3位。リレーは途中棄権でした。引退式典後の記者会見で、陸上は「人生の全て」であり、10歳ころに出会ったと言っていました。練習嫌いで有名で「かなり素行が悪かった」。そんなボルト少年を導いたのがグレン・ミルズ・コーチでした。コーチはいつもボルト少年が納得するまで詳細に説明してくれたそうです。練習しなければどんな代償が出るかまで。記者会見場で最後まで質問に気丈に答えていたボルト選手は、立ち上がる前に「私から一言」と切り出し、こう述べました。「自分の旅の一部になって、付き合ってくれてありがとう。」心に残る感謝の言葉でした。

ゴルフの全米選手権で一時は首位に立った松山英樹選手の悔し涙も忘れられません。あれだけ堂々と全世界の前で、涙を流し悔しいと言える。それだけのことをしてきたからこそ流せる涙だと思います。

ボクシングの山中伸介前チャンピオンも、13度目の防衛に失敗しリング上で誰はばかることなく涙を流しました。

負けたこと、失敗したからこそ学ぶことができるのだと思います。言い古されていますが、失敗は成功のもとです。7月の朝礼でトーナメント戦の高校野球の西東京大会。参加チームは131チーム。総試合数は130試合。参加チーム引く「1」の「1」は何か。負けていないチームですね。全国大会には3800以上の高校が参加しました。負けていないのは、優勝した埼玉県の「花咲徳栄高校」だけです。たった1校です。 たった1校以外は、誰もがどんなチームも負けるのです。失敗したことや負けたことをそのままにしていたら何も進歩はありません。負けや失敗を生かしてください。

 



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