学校長挨拶
   
           
   

 令和元年を迎えました。今年度より、杉並区立西田小学校 校長を拝命いたしました、鈴木 朝代(すずき あさよ)です。よろしくお願いいたします。私は、過去に西田小学校に教員として勤務していた期間があり、2度目の着任となりました。大変思い出深い学校で再び勤務できることを、心から嬉しく思っております。

 本校の特色は、なんといってもユネスコスクールであるということです。
 平成26年10月6日、ユネスコスクールの認定を受けました。杉並区立小学校では初めての認定であり、今年度は、5年目の挑戦となります。その間、平成28年度は、「輝け!サスティナブルスクール」、平成29、30年度は、「持続可能な社会づくりに向けた教育推進校」(東京都教育委員会)の指定を受け、「ESD」を推進してまいりました。そして、平成29年度から、本校の教育目標を、『気付き・考え・行動する子 〜Think Globally Act Locally(地球規模で考え、足元から行動する子)〜』と一新し、「ESD」の具現化のために日々の教育活動を実践しています。

子供たちは、SDGs(世界を変えるための17の目標)から課題に気付き、様々な情報を収集し、友達や周りにいる人々と対話を重ねながら、今自分たちにできることを考え、行動します。その学習を繰り返す中で、子供たちの視野が広がり、思考力、判断力、コミュニケーション能力がより高まりました。その結果、人の輪、地域の輪が大きく広がり、諸外国と関われる機会も多くなり、多種多様な教育活動が繰り広げられていきました。このようなユネスコスクールとしての取組が、新学習指導要領が目指す、子供たちの「主体的・対話的で深い学び」を実現できる学び方であることは、いうまでもありません。

 私は、子供たちが本校で学んだことを誇りに思い、巣立った後は、広く社会に貢献する人となって活躍してほしいと願っています。そして、教職員、保護者、地域が情熱をもって子供たちを育んでいけるような学校づくりを進めてまいります。

本校に集う全ての人々にとって、
             「夢を実現できる西田小」になりますように…。