給食一口メモ

平成３０年５月２５日

今日の給食は　国産和食給食１９回

　麦ごはん・牛乳・ぶりの照り焼き

　肉じゃが・白菜のナムル　です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

徳川家康も食べていた麦ごはん

　今のように、白いご飯が食べられるようになったのは江戸時代からです。

しかし、江戸幕府をひらいた徳川家康は、麦ごはんを主食としていました。

ある時、家康の家来が気をきかせて、白いご飯の上に少しだけ麦をのせたも

のを食事に出したところ、家康は「考えもなしに麦を食べているのではない

」といって怒ったそうです。

　江戸時代は、原因不明の脚気（かっけ）という病気で亡くなる人が増えて

いましたが、この病気はビタミンＢ１の不足が原因で、起こることが後にわ

かりました。家康は、毎日ビタミンＢ１を多く含む麦ごはんを食べていたと

いわれています。平均寿命が50歳と短かったこの時代に、75歳まで長生

きしたのは、そのおかげかもしれません。

　今日の麦ごはんにも、麦がたくさん入っています。麦を食べて健康になり

ましょう。