２月５日（火）、５年生は社会科見学に行ってきました。

先週から、インフルエンザが流行っていて、欠席も多く、社会科見学の延期も考えました。

しかし、それも難しく、全員が参加できないことはとてもとても残念でしたが、工場見学に行きました。

まずは、ＪＦＥスチール東日本製鉄所の見学です。

始めに、全体説明を受け、広い工場内をバスで回りました。

高炉から、真っ赤な銑鉄が流れるところを見ました。

４時間熱したスラグが、目の前に現れ、まるで生き物のように右に左に動きながら、

徐々に薄くなっていく圧延工場を見ました。

煙のように上がる水蒸気と熱に圧倒されました。

世界とつながっている工業のありかた、そして、大工場の迫力を感じました。

次に、北嶋絞製作所の見学です。

大田区の工場で、へら絞りの技術をもっているところです。

北嶋さんに、へら絞りやへらの説明を受けました。

その後、１人１人が丸いアルミ板をお皿に加工しました。

体全体を使って、へらを操作すると、不思議不思議、あっという間に、

アルミ板がカーブを描き、世界で一つのお皿ができました。

作業を待っているときは、アルミの皿に模様付けをしました。

もう一枚、世界に一つのお皿ができました。

パラボラアンテナ等の大きなものは、大人が６人がかりで絞る、

３ミリから数メートルの製品まで、さまざまなものを作っている、等々いろいろと教えていただきました。

人のもつ力、世界に誇る技のすばらしさを学びました。

そして・・・・・

翌６日（水）１校時、北九州出身の佐藤校長先生をゲストティーチャーに迎え、

日本の重工業のもととなった「八幡製鉄所」について話をしていただきました。

今と昔の製鉄所について比較して学ぶことができました。