校長挨拶

 杉並区立杉並第六小学校は、平成28年に創立90周年を迎えた伝統校です。保護者、地域の方々に日々支えられています。 阿佐ヶ谷中学校区(阿佐ヶ谷中・杉六小・杉七小)をエリアとした小中一貫教育を推進しています。全教職員が力を合わせて取り組んでいます。
 本校は、「杉並区教育ビジョン2012」に示された「共に学び共に支え 共に創る」教育の具現化を目指しています。 子供の教育に携わる全ての人々( 学校の教職員、保護者、地域の方々、関係機関、外部人材、同窓会の方々、小中学校の児童・生徒同士等)がそれぞれの役割や責任を果たしながら協働し、子供の「生きる力」とその基盤となる自尊感情を高めていける学校です。全ての子供の存在そのものを心から尊重し、一人一人の子供の可能性を信じて、自立し社会に貢献できる「素敵な子供(主体的に考え行動できる子供)」を地域と共に育んで参ります。 これまで杉六小を育んでこられた皆様に心から感謝申し上げるとともに、どうかこれからも共に杉六小を育んでいただきますよう心からお願い申し上げます。


校長 守田 聰美

シンボルツリー「かしの木」の話

 杉並区立杉並第六小学校は、大正15年7月1日、東京府豊多摩郡杉並第六尋常小学校として開校しました。校長室には今も、本校90年の歩みを綴る学校沿革史と共に、初代校長と開校当時の本校を支えてくださった地域の方々の手記が、大切に保管されています。それらを紐解くと、地域住民の力で度々開校を試みるも実現せず関東大震災の被災者移住に伴う急激な児童数の増加により、ようやく念願の開校に辿りついたことが分かります。  
 地域の方々は、学校新設のため、自らの土地を供出し、寄付を募りモダンな鉄柵と門扉をあしらい、大規模な校庭植樹で涼を呼び込み、蔵書を寄贈する等、多大なご協力をいただいたそうです。まさしく地域の人々の熱い思いと慈しみのもとで杉六小は誕生しました。地域の人々は日々学校を訪れ、校舎や校庭の樹木を眺めながら安全を見守り、子供たちに優しく語りかけ、共に子供たちを育んでくださったそうです。
 それから昭和20年5月の空襲による校舎全焼、戦後の混乱期の校舎再建から現在に至るまで、本校の歴史の全てを「かしの木」(本校のシンボルツリー)は校庭の傍らで見つめてきました。半身が焼け焦げ枯れてしまうであろうと思われた「かしの木」が、その生命を吹きかえし力強く蘇る様は当時の子供たちや「まち」の人々にとってもかけがえのない「希望」であったに違いありません。
 いつの時代も学校は地域と共にありました。これからも学校は地域と共にあり続けます。児童、教職員、保護者、地域の方々と共に手を携え、開校の志を受け継ぎ、学校が人々の「希望」となるよう精一杯努力して参ります。どうか皆さまのお力添えをお願い致します。

校長 守田 聰美

学校経営方針

平成31年度 杉並区立杉並第六小学校 学校経営全体構想