校長 遠藤武司
今年度、本校2年目に入りました。
 昨年度は、着任早々に開校110周年記念式典があり、多くの地域のみなさま、保護者のみなさまのお世話になりました。おかげさまで110周年記念式典も、みなさまに喜んでもらえて本当にうれしく思いました。
 さて、今年度は、校舎改築が大きな課題になる年です。本校の校舎は昭和40年代後半から50年代の前半にかけて逐次新築をして木造校舎から鉄筋校舎に代わってきました。その当時の基準では耐震性も高かったのだとは思いますが、築40年から50年になると古さも否めなくなってまいりました。特に、耐震性については、補強をするだけでは不足することが明らかになってきたとのことで、耐震補強をあきらめ、耐震のために新築をすることになったという経緯があります。
 そして、今年度から、その校舎改築(新築)が始まるのです。まず、プールを解体して用地を確保し、その跡地に仮設校舎を建設します。そして、来年6月から、現校舎の解体が始まり、新校舎の建設が始まるという手順になっています。
 校舎改築にあわせて、学校の教育課程も今まで通りというわけにはいきません。保護者のみなさまからお問い合わせをいただいていますが、来年度の運動会や水泳指導をどうするか、運動場がほとんどない状況で子供たちの体力をどう補うのか、運動場の代替施設をどうするのか、登下校の安全は保たれるのか、仮設校舎での不便はどの程度なのかなど考えなければならないことはずいぶんとあります。
 今年度は校舎改築スタートの年と位置付け、以上の点を考慮した全体的な見通しをもつことが課題と考えています。


 次に、本校の教育の基本方針についてです。
 昨年度1年間、本校の校長として子どもたちの様子を見させてもらいました。本校の子どもたちは、とても能力が高く、学習で生活で力を発揮しています。これは、各ご家庭の愛情やご指導の賜物と思います。この力をさらに学校生活の中で伸ばしていくことが、本校の使命だと考えています。
 昨年度1年間、この学校としての使命にどのように応えていくのかという問いの答えを探してきました。その観点から、本校の子どもたちをみたときに、必ずしもその力をいっぱいに発揮できているとはいえないことに気づきました。高二の子どもたちは、どちらかというと集団の中で力を発揮できにくいと思います。
 集団の中で学び、友情を深め、力を発揮していくことは、子どもたちにとってとても大切な力です。子どもたちが将来にわたって必要な力でもあります。そんな力を伸ばしたいと思っています。
 そこで、本校の教育目標の重点を「にこやかな子」に変更いたしました。イメージしているのは、子どもたちの「心の豊かさ」です。子どもたちが、今以上に豊かに子どもたち同士が関わり、その関わりの中から学んでもらいたいということです。そこで、今年度の学校経営のキーワードを「心の豊かさ」として、学校を経営していくことにしました。

 微力ですが、全力で本校をよりよく経営していきます。どうぞご理解とご協力をお願いいたします。

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