4月8日  始業式講話
     〜学校生活の「あ・い・う・え・お」〜

 桜の花もきれいに咲き誇り、新しい学校生活にふさわしい季節になりました。
 いよいよ新学期が始まりました。3月から学年が一つずつ上がりました。
 進級、おめでとうございます。

 令和6年度 高井戸第四小学校は、創立85周年を迎えます。皆さんの中には、お家の方も高四小の卒業生という人もいるのではないかと思います。
 今週、4月11日(木)は、開校記念日となっています。今日は、学校の創立についてのお話には触れませんが、学校のホームページにも紹介の記事がありますので見てみてください。

 これまで多くの先輩が高四小の歴史をつくってきました。今年はここにいる皆さんが歴史を作っていく番です。新6年生は、いよいよバトンを受け継ぎ、85年目の学校生活を盛り上げていってください。先週の前日準備も立派にこなし、この後は、入学式に出席します。また、2年生は、先輩として歓迎の出し物をしてくれます。どうぞ、よろしくお願いします。

 学校生活が始まる前に皆さんに改めて、お伝えしておきたいことがあります。それは、「いい学校、いい学年、いい学級は、誰かが与えてくれるものではなく、自分たちでつくっていくもの」ということです。新学期が始まり、新しい友達や新しい先生と、新しい教室でどのように過ごしていきたいか、どのような学級にしていきたいか、よく考えて行動してください。

 そのためには、昨年もお話をした「学校生活の あ・い・う・え・お」について振り返っておきます。

 「あ」は、あいさつの「あ」です。「おはよう」「こんにちは」「さよなら」、時には「ごめんなさい」があるかもしれません。あいさつは、「人と人を結びつける魔法の言葉」です。自分からあいさつができるようになってください。

 「い」は、いのちの「い」です。自分の命、友達の命を大切にしてください。人の体や心を傷つけないでください。

 「う」は、「うんどう」です。休み時間は外で元気に遊んでください。体育の授業でも力いっぱい体を動かしてみてください。運動は、体だけでなく、心も元気にしてくれます。心身が元気な人は、周りの人も元気にしてくれます。

 「え」は、「えがお」です。にこにこ過ごしていると、心も元気になってきます。また、周りに人も集まってきます。もし、周りに心配そうな顔の人、不安そうな顔の人、怒っている顔の人がいたら、「どうしたの?」と声をかけてあげてください。それだけで、その人の気持ちは変わります。

 「お」は、「おもいやり」です。相手の気持ちを想像したり、感じとったりすることができる人は、心の優しい人です。周りの様子をよく観察して、自分から声をかけてください。

 こうした行動が多くなれば、いい学校・いい学級になるはずです。みんなで張り切っていきましょう。