生徒会活動

活動の概要

 私たち生徒会は、この高井戸中学校を活気づけ、生徒達自身が皆で協力し合って明るい中学校生活を作っていくことを目標としています。そのために生徒の皆さんの意見や学年状況を把握し、問題解決に努めています。
 さて、今私たち生徒会はこのような学校を作っていくうえで、人を思いやる気持ち、すなわち思いやりの精神を重要視しています。
そしてこの思いやりの精神を浸透させるために、「ペイ・フォワード運動」というものを行っています。これは簡単に言いますと、人から受けた厚意を、その人に返すのではなく、別の人へと渡していくことでこの精神を広げていく運動のことです。この「ペイ・フォワード」という概念が最近、英語圏で再認識されているようです。実際に「ペイ・フォワード」という映画も上映されています。
 またこのペイ・フォワードの概念は、実はこの高井戸中学校でも大きな役割を果たしています。
 高井戸中学校の伝統の一つとして、アンネのバラがあります。
かつて杉並区内で、アンネの日記などに関しての活動が行われていました。そんな中、高井戸中学校にもそのような話がされるようになると、「アンネのバラを高中に植えたい」という声が上がり、実際にアンネのバラがやってきたのです。これは、泉南中をはじめとする多くの人たちの善意が次々と受け渡され、巡り巡って高中までやってきたというところが大きいでしょう。そして高中生の、考えを実際に形にしていく高い行動力がここまで展開を発展させたのだと思います。
 そう、これこそが私たちが心に秘めている厚意を行動へと移し、それを次に、また後世へと渡していく高中ペイ・フォワード運動であり、このような活動が長年続けられ、受け継がれています。ですから私たちは、この運動をさらに発展させたいと思っています。
 また他にも、朝校門の前で挨拶をするあいさつ運動や、人の良いところを個別に探すしあわせノートなども実施しており、学校内の明るい雰囲気づくりに努めています。
 このようにして思いやりの精神を浸透させ、長年受け継がれてきた高中DNAを守っていくことで、仲間との本当の絆が芽生え、ともに支えあい、競い合っていく仲間が生まれます。そしていじめなどとは無縁の、仲間とともに明るい中学校生活が送れるように私たちは日々活動していきます。

活動と最新情報

未来サミット

 先日、高井戸東小学校・浜田山小学校の児童代表と一緒に未来サミットで発表を行いました。
 三校が挨拶を通してきずなを深めようと、「つなげよう挨拶の輪 開こう心の扉」というスローガンを発表しました。