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2020年7月31日(金)
生徒会役員選挙に向けて

昨日から「三者面談」が始まりました。給食を摂って大半の生徒は下校しましたが、9月の生徒会役員選挙に立候補する生徒やその応援者は、選挙公約やタスキ、ポスター作製などのために、午後の時間を利用しています。
生徒会担当の先生と相談しながら、より本物の選挙に近づけた形でできるか策を練っています。
今や選挙権年齢は18歳まで下がり、中学生も「選挙権」をしっかりと意識するようになりました。和田中学校では昨年度から、杉並区選挙管理委員会のご協力を得て、本物の投票箱や記帳台をお借りして選挙を実施しています。投票用紙を受け取るときには本人確認のために生徒手帳を提示したり、立会人を置いたりして、かなり実際のものに近づけています。
今年度は、そうした「型」の部分だけでなく選挙そのものの「質」のレベルアップが図れるようなものを目指そうと、生徒は頑張っています。

2020年7月30日(木)
図書館の出張

今週から、校長室前の窓枠の空いたスペースに、最近の話題をベースにした図書の紹介コーナーが設けられました。図書館司書の田中さんが、「感染症」をテーマに図書館にある本をセレクトし並べてくれました。
和田中学校の図書館は南校舎にあり、生徒の活動の中心となっている場所から少し離れています。本や図書館に興味をもってくれる生徒を一人でも増やそうと、こうした展示を開始しました。
並べてある本は「飾り」ではないので、もちろん手に取って読んでください。
最近の本屋さんでは禁じられている「立ち読み」もOKです。貸出対象でもあります。
和田中生の読書環境を整えるために、司書の田中さんも頑張ってくれています。

2020年7月29日(水)
証明写真撮影

今日の午前中は、主に生徒手帳用の証明写真の撮影がありました。特別活動室で学年ごと順番に撮影しましたが、いつものように騒ぐことなくしっかりと受けていました。
本来なら、1学期開始早々の4月中旬ころに行われる行事でしたが、今年の状況では夏休み間近のこのような時期になってしまいました。
今日は比較的暑さも和らいでいたので、冷房機のない特別活動室での撮影には丁度良かったです。写真屋さん、ありがとうございました。

2020年7月28日(火)
プール清掃

この夏は、臨時休業が長期化したため健康診断が6月末までに終わらず、そのため「プール指導」が各学校からなくなりました。しかし、プール清掃は行われています。
今日、水を抜いた南校舎屋上のプールに業者の方が入り、丁寧にプールサイドから中まで清掃していただきました。1年間のホコリや泥、落ち葉などなどがたまっていた様子が写真からもうかがえると思います。匂いもそれなりに臭かったです。
昔は、生徒と一緒に掃除をしたものでしたが、いつごろからそういうことが行われなくなったのか…生徒にしてみると清掃のついでに水遊びができる機会でもありましたが…
このあと水を入れ、ろ過機の点検を行い、来年の再開に備えることになっています。
ただ少々心配なのは、プール本体の底面や側面のカバーの痛みがはげしく、場所によっては今年も補修しなければならない箇所が明らかとなりました。本格的な「改修工事」が必要ではないかと考え、区役所と掛け合おうと思っています。

2020年7月27日(月)
工事中

7月最終週に入りました。例年なら夏休みも本格化し、部活動の大会も目白押しの頃です。
さて、今回お知らせしたいのは南校舎裏手で始まった「工事」についてです。
この夏の和田中は、いくつもの工事が入ります。体育館の「冷房機」設置工事、給食室の「エレベーター」改修工事。「木工室・金工室」の「空調機」設置工事。しかし最大でもっとも大きな影響を与える工事は「キュービクル」と言われる配電装置の工事です。
各学校には必ずある施設ですが、和田中のものはかなり古くなっており、体育館の冷房装置が設置されると電力的に耐えられなくなるそうで、この夏の必須の工事です。
このため南校舎南側にある「人工芝」は工事資材が搬入されているため、立ち入りが当分できなくなっています。
月曜日と水曜日にこちらで「ラジオ体操」をしていただいている地域の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、夏休み明けには元通りできるようになりますので、しばらくお待ちくださるようお願いいたします。

2020年7月22日(水)
授業点描

今日は、学校運営協議会開催日でした。今年度から、学校運営協議会委員の方には、まず授業参観をしていただき、その後協議会の中でご意見をいただく形式としました。いくつかの授業をのぞいていただきましたが、いずれの授業も落ち着いてほとんどの生徒が集中して取り組んでいましたね、との評価をいただきました。
1年生の技術の授業はパソコン室で「タイピング」の練習をゲーム的なソフトを使って行っていました。3年生の英語の授業ではALTの先生の進行で、一人一人が英作文した文章を全体の前でスピーチしていました。2年生の理科の授業では、ビデオ映像を使って実験の事前演習を行っていました。
それぞれの教科ごとの特性に応じた指導が行われており、委員の方たちも興味深く参観できたのではないか、と思います。
明日から4連休。学校再開後、長丁場だった毎日に少しホッとした時間となると良いと思います。

2020年7月21日(火)
理科授業 

今日は7月21日。例年ですと「夏季休業日」の始まりの日です。しかし今年は、新型コロナウイルス感染症による「臨時休業」の影響で「夏季休業」が短縮されたため、ほとんど誰も経験したことのない「7月21日以降の授業」が続きます。
本日は、理科の岡本希教諭の2年次研修の一環として、指導教授による参観指導が行われました。題材となった授業は理科室で「実験」を伴っておこなわれました。単元は「物質のなりたち」。電気分解装置に薄い水酸化ナトリウム水溶液を入れて行う実験でした。導入部分では、英語科のように「フラッシュカード」をモニターに映し、「元素記号」を次々に生徒が答える場面を入れていましたが、2年B組は元気よく反応していました。
配布されたワークシートは、ノートに貼り付けやすいようにサイズもきちんと調整され、余白があらかじめ切り落とされていました。そんなところに、岡本教諭の「配慮」が感じられました。

2020年7月20日(月)
50分授業再開

今日から「50分授業」が再開されました。6月1日の「学校再開」から段階的に授業時間数を拡大し、1カ月ほど「40分7コマ」の授業を行いましたが、生徒からは「50分間だと授業を受けた気がする」という声もあるそうです。
授業を行う先生の方も40分だとかなり追い立てられるような意識になりますが、50分間だと慣れ親しんだペースなので落ち着いてできるようです。
何事も「習慣」というものは大切ですね。
今日は午前中から気温も上がり、「水筒への給水」もリクエストが多かったようです。
あと3週間ほどで、今年の短い夏休みです。新型コロナウイルス感染症がなかったら、きっと今頃は日本中が「オリンピック・パラリンピック」で大盛り上がりだったことでしょう。
オリンピック開会式に絡めた連休だけが、痕跡のように残ってしまいました。

2020年7月17日(金)
音楽の授業

音楽の授業風景です。中学2年生では「歌のテスト」が行われています。
現在、音楽の授業では新型コロナウイルス感染症予防のため、第一・第二音楽室両方を使って授業を行っています。歌のテストでは、第二音楽室に3人ずつで「夏の思い出」を歌っています。「フェイスシールド」を着用の上なので、音がこもるなどがありますが、担当の遠藤教諭は適正に評価ができるよう「ビデオカメラ」で撮影しながら見ることにしています。撮影されているためか、人数が少ないためか、緊張して歌う生徒が多く、音はやや小さめのように聞こえました。
歌のテスト終了後、先日の定期考査が返却されました。思い通りの結果であった人、残念と肩を落とす人それぞれでした。ほとんどのテストは返却されたと思いますが、臨時休業期間込みの定期考査、出来栄えはどうだったのでしょうか?

2020年7月16日(木)
生活指導部

今回は先生たちの活動について紹介します。
「生活指導部」という分掌が学校にはあります。何をするところかというと、生徒が学校生活を元気に安全に過ごせるように、細かな打ち合わせや各学年の様子などを共有して、共通した対応がとれるようにしたり、生徒に関する心配事や困りごとにについて相談したりしています。上の写真は今日の生活指導部会の様子です。
7月も後半に入りました。定期考査も終わり、1学期の終了に向け成績付けの作業に先生方は入っています。来週からは50分授業が復活します。涼しい日が続いていますが、厚い雲の向こう側には真夏の太陽がギラギラしていますので、急な暑さに打ちのめされないよう、お互いに気を付けましょう。

2020年7月15日(水)
研究授業

今日は、3年B組だけ午後残ってもらい、研究授業を実施しました。
和田中学校のすべての先生が3年B組に集まり、外部から指導のために、元
国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部部長で現日本体育大学大学院教育学研究科長である、角屋重樹先生にもご来校いただく中、生徒たちは黒澤先生の「化学変化とイオン」の授業に取り組みました。これまでの学習成果を生かしながら、仮説を立てそれを証明するための方策を合わせて考えるという、比較的高度な内容の授業でしたが、生徒たちはグループで集中しながら話し合い、考察を深めていました。
本校では、今年度と来年度「杉並区教育委員会教育課題研究指定校」として「学びの構造転換」というテーマに取り組んでいきます。その経過は本ホームページの「研究活動」に随時アップしていきます。本日ご指導いただいた角屋重樹先生には今後も引き続きご指導いただくことになっております。保護者の皆様には、コロナ次第ではありますが、2学期以降は参観のご案内ができると思いますので、お出かけください。

2020年7月14日(火)
英検IBA

本日午後は、2年生と3年生が「英検IBA」に取り組みました。
「英検IBA」とは、いわゆる「英検」を主宰している「日本英語検定協会
」が、「英検」よりも低価格で手軽に英語力測定ができるものとして開発したものです。
現在は有料で一般に誰でも受けることができますが、2年前に東京都等を通じて「サンプリング」のためにこのシステムへの募集があり、無償ということもあって学校として手を挙げたところ、3年間無償で全学年対応してくれることになりました。今年はその最終年度であり、1年生を除く2つの学年が参加しているわけです。
結果は英検協会からデータとして個票にまとめてくれるので、自分の英語力がどのくらいなのかを知る目安となっています。
3年間の期間が終了するので残念ですが、本校では「地域本部」が頑張って「英検」「漢検」「数検」の準会場となっています。特に「英検」では、事前の勉強会まで開いてくれています。毎年のべ60名くらいの生徒が「英検」にはチャレンジし、2級取得者も珍しくはありません。こういうことをきっかけにして、自分の英語力を高めていく動機づけができれば、と思っています。

2020年7月13日(月)
防災のお話など

今朝の学校朝礼(放送)では、最近の「集中豪雨」などの災害を踏まえ「防災」に関するお話をしました。日本は多様な「自然災害」に見舞われる国家であり、しかも国土の7割が「山地」となっているうえに1億2千万人以上の人口を抱えているため、毎年のように何らかの自然災害により大きな被害がもたらされています。
この杉並区でもかつて善福寺川が集中豪雨で氾濫を起こしたことがあり、現在は環状七号線の地下に巨大な「貯水槽」がつくられたことで滅多なことでは被害は生じなくなったそうですが、油断は禁物です。
学校内の各階には、杉並区都市整備部土木計画課からいただいた「杉並区洪水ハザードマップ」を掲示し、自分の住んでいるところがどうなっているかを理解できるようにしています。
最近、昼休みに2年生のA君とM君がよく話をしに来てくれているので、今回は許可を得て写真をとりました。
他愛もない雑談ではありますが、楽しい時間となっています。

2020年7月11日(土)
公開授業

今日は土曜公開授業日でした。6月は学校再開直後ということもあり、随分多くの保護者の来校がありましたが、今回はやや少なめでした。それでも蒸し暑さの中ご来校いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。
理科室での1年生の理科の授業では、岡本希先生が「音叉」を使った実験を行っていました。生徒は先生の説明と実際に出てくる音叉の音を聞きながら「へー」と興味深く参加していました。

期末考査も終わり、通常ですと来週末から「夏休み」ですが、今年度は大幅な短縮のため8月7日まで1学期が続きます。ますます暑くなりますので、健康管理には皆さん注意していきましょう。

2020年7月10日(金)
ハンカチチェック

今日で定期考査が終わりました。生徒の間にはホッとした空気が流れていました。
昼食後、午後は9月に実施する「引き取り訓練」のための準備として、一人ひとりの地区班を理解し、どのように動けばよいのかなどについて担任から説明を受けました。
その後、保健給食委員による「ハンカチチェック」が行われました。
新型コロナウイルス対策のひとつとして実施していますが、中には持ってこない生徒もおり、今後意識を高めてもらわなければならない、と考えています。

2020年7月9日(木)
定期考査

今日と明日は今年度最初の「定期考査」です。
本校は、新型コロナウイルス感染症対応のひとつとして、臨時休業により失われた授業時数の確保のため、2学期に予定していた「中間考査」を廃止することとしました。
そのため、各学期1回ずつの「定期考査」となるため、学期後半の試験は「期末考査」ではなく「定期考査」という呼び名に改めることとしました。
今回は、学校再開後の1カ月と臨時休業中に出された課題などが主な出題範囲です。一昨年度から本校では「定期考査」中心の評価体制から、生徒の幅広い学力を見取りながら総合的に評価する体制へと移行しており、多様な「評価材料」による評価を基本としています。そのため「定期考査」は数ある「評価材料」のひとつに過ぎなくなっています。(このことについては、本ホームページの「年間指導・評価計画」のコーナーをご覧ください)
とはいえ、生徒たちはここまで学習してきた成果を発揮すべく、真剣に取り組んでいます。思うような結果が出ることを期待しています。

2020年7月8日(水)
道徳授業

現在の水曜日の5校時は「道徳科」を実施しています。
2年生では教科書を使い「いのちを考える」という主題のもと、「奇跡の一週間」という題材で授業をしていました。「北村さん」という末期がんの患者さんと出会った「ホスピス」でボランティアをしている方のお話です。3つのクラスで3通りの授業が行われていました。写真は2年C組のものです。生徒たちが、黒板に自分たちの考えたことや感じたことなどを書いています。
「道徳科」では、価値の押し付けではなく、教師の講話だけで終わらせるのではなく、生徒の心の中の「葛藤」をもとに自らの考えを探し当てていくことを大切に進めていきます。そこでは教師と生徒との「対話」や生徒同士の「議論」も必要になります。
昨年度から先行実施の形で本校の「道徳科」のスタイルも改善が図られてきましたが、まだまだ道半ばです。「道徳授業地区公開講座」などを活用していただき、「いまどき」の道徳授業に触れていただければ、と思います。

2020年7月7日(火)
七夕

今日は七夕。「七夕」と書いて一般的には「たなばた」と読みますが、「五節句」のひとつとしては「しちせき」と読みます。1月7日の「七草の節句」、3月3日の「桃の節句」、5月5日の「菖蒲の節句」、9月9日の「菊の節句」のひとつです。
給食室前の掲示板には、数日前から平沢副校長がさりげなく短冊などを用意して生徒たちが思い思いの願いを書いたものが貼り付けられています。民間人校長の時代には、切り出された本物の竹が玄関に飾られて、短冊も下げられていたとか。
新型コロナウイルスに集中豪雨による洪水などで、世の中なんとなく沈鬱した空気が漂っていますが、気持ちだけは明るく前向きに維持していきましょう。

2020年7月6日(月)
生徒会朝礼

本日は生徒会朝礼でした。2週間前のブログでは、放送する生徒会役員の姿をアップしましたが、今回は教室の様子を紹介します。
写真は2年生の様子ですが、どの学年も静かに放送を聞いています。保健委員長から新型コロナウイルス対応として「手洗い・うがい・ソーシャルディスタンスの確保」などについての話がありました。
長雨が続き、九州地方では大きな災害も発生しており、新型コロナウイルスへの対応と重ねると、まがりなりにも授業が行えることは「しあわせ」なことと言えるかもしれません。

2020年7月3日(金)
美術 手のデッサン

美術の授業を拝見しました。本校は美術の指導は講師の鈴木先生にお願いしています。今日は「手のデッサン」をしていました。1年生の授業でしたが、皆黙々と利き手とは反対側の手を眺めては、画用紙にデッサンしていました。
同じ題材なのに、描き方は十人十色。皆違います。柔らかいタッチで描く生徒、直線的に「カクカク」した感じで描く生徒、など様々です。
先生からは「陰影をつける」という指導が行われていました。うまく反映できている人もいましたが、苦心している人もいました。
臨時休業中は、おそらくこうした時間はなかったと思われるので、多様な学習場面を設けることができる学校ならではの役割、のような気がします。

2020年7月2日(木)
校庭の自然緑化

いま、校庭の「自然緑化」が進んでいます。
分かりやすく言えば徐々に「雑草」が広がりつつあるということです。学校再開直後は角地あたりに広がっていたものが、最近はフィールドの中にまで「堂々と」進出し、放っておくとかなりの勢いで増えていく気配があったので、用務主事さんとともに除草にとりかかりました。
しかし生えている草は、地面に水平方向に枝葉を広げていくタイプで、根もしっかりと張っているため、鎌を地中に差し込み「根切り」していかないと取り除けません。
2年生男女の体育の授業中に行いましたが、取りきれた範囲はわずか。しばらくは何度も取り組まないとなりません。
ちなみに、体育の授業は短距離のタイム計測をしていました。女子は、友達が走るたびに区別なく誰にでも声援を送っており、「いい学年だなぁ」と感心しました。

2020年7月1日(水)
朝読書

今朝は雨模様だったので、グラウンドでのラジオ体操は見送り、例年行っている「朝読書」としました。
和田中学校の「朝読書」は静寂の中で行われます。どの学級を回っても私語ひとつ聞こえてきません。1年生も上級生の雰囲気を察してか、徐々にその流れを身に付けつつあります。学校に用意されている「課題図書」を読む人もいますが、自分の読みたい本を持ってきて読む人もいます。
「朝読書」に取り組む学校は少なくなく、一日の始まりを落ち着いてスタートできるので良い効果を発揮しています。本を読む習慣を持つことは、長い人生の中でとても大事な要素です。一人でも多くの生徒に定着してもらいたいです。