1月25日
山本健翔さん、篠原久美子さん、関根信一さん、鈴木里沙さんによる授業
「放課後の卒業式」稽古1日目

内容について
今回の劇は、臨時できていた大好きな先生とのお別れ会を「先生の卒業式」という形で行おうとするお話です。その中の子どもたちからの出し物という形で、「未来の友情」という劇や、即興劇「エレベーター」、朗読劇「世界の子どもたち」を行います。そこで、もととなるお話の「放課後の卒業式」、劇中劇の「未来の友情」、即興劇、朗読劇を組み合わせたものというように、3つのパートに分かれて練習が始まりました。
ウォームアップゲーム その1
山本健翔さんに教えていただきました。
全員が丸い円になり、嬉しいときに言う言葉を順に言っていきました。また、次第に声を大きくしていくということもしました。
ウォームアップゲーム その2
次は、真ん中に代表の児童が出て、、手の上下に合わせて声を出していくということをしました。それができたら、身振りをつけたり、真ん中の人の決めたポーズを合図に合わせて一緒にやったりしました。
ゲームの最後に山本健翔さんから、
「このゲームは、よく聞くことのためにしました。稽古の基本は聞くことです。、聞いて自分の何かを作っていきましょう。最後に「ヤッター」というものをめざして。」
この後、3つに分かれての稽古に入りました
即興劇、朗読劇グループ その1 
まず、エレベーターの即興劇から始めました。即興劇をするチームは、8人ずつ2グループあります。6月に永井愛さんと行ったエレベーターの授業を思い起こしながらそれぞれ考えて行っていました。
「即興劇、朗読劇グループ その2
次に、「世界の子どもたち」のグループの練習に入りました。誰がどの部分を読むかを決めてから、朗読を始めました。兵士が近づいてくる様子を想像したりするなど、情況を想像しながら朗読することを少しずつ始めていました。
「未来の友情」 その1
まずは誰がどの役かを確認し合い、コミュニケーションゲームをしました。大きな円になり、順に大きな声で役名を言って相手を指さすというゲームです。相手に声が届くように、しっかりと指さして呼び合いました。次に、相手を呼んだら、その場所に移動し、呼ばれた人は別の役名を呼んで移動していくというものをしました。最後に、その人を指さして「1」「2」「3」と順に言っていくということをしました。同じテンポで、誰を詩あしているかがはっきり分かるように気をつけてやっていました。
「未来の友情」 その2
いよいよ、台本を読みあいました。ゲームで行ったように、誰に話しているのか、自分が呼ばれていることを察知しながら行いました。最後に、自分の言葉の行き先を考えてくるという宿題が出ました。
「放課後の卒業式」 その1
これまでも何度か練習をしてきましたが、この日からはっきりと役が決まっての練習が始まりました。まずは、始まりの場面を練習し、教室場面の練習をしました。
「放課後の卒業式」 その2
教室場面では、誰がどこに座るか席を決めてから練習を始めました。また、誰に向かって話しているのかを意識して台本を読んだり、窓の外に向かって話す人は、どの程度の声を出すのかを確認しながら行いました。最後に篠原さんから、
「窓を開けたときの風の冷たさ、布団の中の暖かさなど暑い、冷たいと言った感覚を意識してみましょう。」
と言われました。
情報交換
3つのパートの代表が、どのような練習を行ったのか情報交換をしました。最後に若林先生から、
「これからは、互いに見る時間が大事になってきます。よく見て、伝えていいものを作っていきましょう。」
と言うお話がありました。