2月8日
山本健翔さん、篠原久美子さん、関根信一さん、鈴木里沙さんによる授業
「放課後の卒業式」稽古3日目

 この日は、久しぶりに全員そろっての稽古になりました。今回も、前回同様、3つのグループに分かれて練習しました。
ウォームアップゲーム その1
今回は、関根さんによるウォームアップゲームでした。
よい声を出すために、腕を回すなどして、胸を開く運動をしました。
ウォームアップゲーム その2
ストレッチをした後、息をいっぱいに吸ったり吐いたりして、肺を広げる運動をしました。こうしておくと、声が出やすくなるそうです。この後、3つのグループに分かれての練習に入りました。
即興劇、朗読劇グループ その1 
 まず山本さんから、前回演出していただいたことを起こした追加台本をいただきました。朗読劇グループの中に入るエレベーターグループの役を決め、朗読劇の練習をしました。
「即興劇、朗読劇グループ その2
 エレベーターグループは2つに分かれています。山本さんの演出で、1つは1度止まったエレベーターがどんどん上昇し続け、扉が開いたら別の世界に行っていたという設定になるそうです。もう1つは、止まったまま何千年も経っていたという設定になるそうです。どちらもあり得ないことが起きるのですが、みんなで相談し合って場を作り上げていきました。
「未来の友情」 その1
 まずは、声だしから始まりました。写真は、片手を胸に当てて声の響きを感じながら隣の人以外を順に指していくということをしました。
「未来の友情」 その2
 この時間のめあては、動きを付けて練習することでした。前回から繰り返し言われているように、誰に向かって話しているのか分かるように話す、また、相手にしっかり聞こえるように話す、ということを意識して練習していました。次回までに、台詞をしっかり覚えてくるという宿題が出ました。
「放課後の卒業式」 その1
 前回考えたフルネームの役名で出席をとった後、早速教室場面の練習に入りました。台詞を覚えている人はなるべく見ないでリアクションを付けて練習しました。机と机の間を大きく離して、相手にしっかり声が届くように台詞を言いました。
「放課後の卒業式」 その2
 次に練習したのは一番始めの、朝の場面です。それぞれの子どもたちの情況を想像して演じるようにしていました。
情報交換
 いつものように、それぞれの練習についてどのようなことが行われ、どのようなご指導を受けたのかを発表し合いました。ただ、この日の練習は久しぶりに全員そろったことと、卒業遠足を2日後に控えていたこともあってか、今ひとつ集中力に欠けていた印象を受けました。若林先生から、
「本番まで、台本に費やす時間を多くとって、プロの先生の力を引き出すような取り組みをしよう。自分の劇を大事にしよう。」
というお話がありました。子どもたちは真剣に自分を振り返っていました。次からは、合同練習になります。