第3回演劇体験教室
5月11日

本山新之助さんによるダンスの授業

「身体を大きく動かし、みんなと合わせておどる楽しさを味わう。」

まず、本山新之助さんから、今日のダンスの学習の確認です。

「ダンスは、曲にあわせて思い思いに踊るものと、振りを決めておどるものとがあります。今日は、振りを決めて、人と同じことをします。とりあえず真似することから始めます。人と同じことをする楽しさを味わいましょう。」
ダンスをするために、まずはストレッチをしました。2人組でひっぱりあったり、持ち上げたりして、身体の各部分の伸びを確認しながら行っていきます。背中に乗せられた人から、思わず「気持ちいい」という声が出ました。

 
今度は1人で、股関節を開いて身体を倒したりしました。なかなか足が開かずに、あちこちから「痛い」という声がちらほら出ましたが、膝が内側に入らないようにして腰を突き出すようにすると開くと言うことを聞いて、がんばりました。


 
ストレッチから、徐々に身体を動かし始めました。まだまだ、自信なさそうにしながら、何とか真似をしています。
いよいよ音楽に合わせて、振りを教えてもらいました。カウントの仕方も教えてもらって、いよいよ始めのポーズです。自分の考えたポーズを4つ数える間動かないでしっかり止まっていなければなりません。でも、ついつい恥ずかしくて、すぐにくたくたと動きたくなってしまいます。
次は、「ボックス」という足の動きを教えてもらいました。ボックスをするときに手を挙げたり前に伸ばしたり……。






 
前に腕を伸ばすところも、まだまだ恥ずかしさが先に立って、腕が下がったり、しっかり伸びなかったりしています。それでも、次第に夢中になってきています。
練習も中盤をこえると振りもだいぶ覚え、随分かっこよくなってきました。恥ずかしさをこえて楽しんで踊っています。
 
男女で少し振りの違う部分も教えていただきました。一通り教えていただいた後、グループに分かれて練習をしました。「こうするといいよ」「こうやるんだっけ」などと言い合いながら、一つ一つの振りを確認して、よりかっこいい動きを追求していました。
最後は、クラスごとに踊って、互いに見合いました。上がらなかった手も、体重をかけられずにヒョロヒョロしていた足も、しっかりと形が決まってダンスそのものを楽しんで、自信を持って踊ることができるようになりました。
 

 



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