みんなで、体育館を劇場に変えました。暗幕も、客席もばっちりです。
リハーサルを行う前、最後の演技指導が入りました。
演出家の先生方も、走り回って、
本番直前という貴重な時間に、さまざまな演出をしてくださいます。
関根信一さん、山本健翔さん、篠原久美子さん、鈴木里沙さんが、
文字通り、走り回って、演劇をより素晴らしくするヒントを子どもたちにくださいます。
青井陽治さんは、ラストシーンに、とても魅力的な
演出をつけてくださいました。
全員が「よし、やるぞ」と、一つの気持ちを共有しているのが
わかるほど、やる気が出ていました。
ある大雪の日、塾帰りの里留たちが見つけたのは
心臓の音が人とは違う女の子でした。
そんな子どもを見つけたら
通報するように呼びかけられていました。
でも里留たちは、それを秘密にして、
ユキと名乗るその女の子と友達になりました
学校に転校生が来ました。
「・・・くだらないクラス。」
とその転校生。クラスのみんなは驚きます。
「心臓の音が違う、転校生がいると聞いたのだけど、だれかな？」
さあ、これから里留たちはどうするでしょうか、
人と違う心臓の音の秘密は・・・。
その結末は、見てのお楽しみです。
（思わず、胸が熱くなる終盤・・）
（舞台ソデで緊張しながら、出番を待つ子どもたち）
「でも、まだまだ、明日はいいものにするぞ！
『みんな、鉄の心を持てー！』」
「『おーっ！』」
リハーサルの反省会ではこのような勢いのある意見が出ていました。
明日の本番が楽しみです。
