12月12日 
「卒業公演に向けて B」

配役が決まり、本格的に稽古がはじまりました。

劇作家の篠原さんが演劇教育の先進国ロンドンから
帰国しました。
「富士見丘小のみなさんの演劇のレベルは
 イギリスの子どもたちに負けていない。」
と褒めてくださいました。
ウォームアップです。
全身の体重を相手と合わせてバランスをとる
エクササイズです。

何回か経験したことのあるエクササイズだけに
きれいな V の字ができていますね。
次のウォームアップは
ミラーリングのエクササイズです。

リードしている人の動きに合わせて
鏡のように動きます。

相手をよく見て、相手に合わせる感覚と
演劇をする気持ちが高まってきました。
場面ごとの練習になります。

今日のポイントは
@自分が何をするのか
A誰といっしょに場面をつくるのか
Bどんな場所にいて、何を感じているのか
を考えること、です。
寒い雪の日の時、身体のどこが冷えて寒いのか、
倒れている人を発見したらどういう気持ちになるのか、
アナウンサーは、どこのテレビ局のどんな番組の司会なのか

自分の役がやること、感じているだろう気持ちは
それぞれに違います。
演出家の山本さんが丁寧に質問して考えさせてくれました。
今日は、場面の感じがよくつかめました。

この演劇の舞台は学校や家など、
自分たちになじみのある場所です。
しかし、そこで起きる事件は、普通ではありません。

そういった時、自分はどんな反応をするだろう、
自分の役はどんな気持ちになるだろう、
そういったことを考えましょう、という話で
今日の練習は終わりました。