2月27日 卒業公演

「お芝居を作ろう!(前半)」


本番直前の様子。

自然と輪ができました。自分たちで最後のうち合わせです。

風邪で来られない子のセリフを自分たちで振り分けました。
もう自分達の演劇は自分達で成功させるのだ、という意識です。


できる準備はすべてやりました。
あとは成功に向かって全員の心を一つにするだけです。

08年度 卒業公演

「お芝居を作ろう!」


オリジナル曲 「さあ、作ろうよお芝居」
♪ひとりきりでは、つくれない みんなのお芝居♪

身体全体で表現して会場中に元気を伝えます。

「ダンスで盛り上がったのはいんだけど、台本ってどうするの」

「え、ぼくが書くの?」

台本の書き出しの文

「とある町のとある小学校。
特別頭も良くなく、特別スポーツができるということもない小学生たち。 この小学校はなぜか偶然、そんな生徒ばかりが集まってしまった。  しかしこの小学校は、優等生だったりクラスの人気者だったりする子どもが一人もいないという奇妙な境遇のおかげでいじめがない。」

「えー!」 「そんなクラス、お芝居にならないよ」 

 


話し合いが始まりました。
(実際やった話し合いを基になっています。)

「こんな話はどうかな?」と出てきた話を、劇中劇で演じます。

「この学校に双子の転入生が入ってくるの。」

「ナオミはなんでもできてすごいね。」

みんなだって、やればできるよ、と転入生は励まします。

「みんなちがってみんないい、っていう話の方がいいと思う。


「このクラスでイケメンって・・。」 「オレ?」 「エーっ!?」

何でも優秀なカワハラくんは大人気。

しかも、謙虚でいいやつだった。

アイ 「カワハラ君。これ料理クラブで作ったんだけど、」
コウスケ 「サンキュー、これ、みんなにくれんの?」

「なんかさ、男子と女子、変に対立し始めちゃったよな。」
「ホント。迷惑な話だよ。」

そんなある日、代表のカワハラ君の体操服がなくなった。
「はじめっから女子は男子を疑ってるんだろ?」

「もしも誰かが、体操服をかくしたんだとしたら、ぼく、
その人の気持ちちょっとわかる。」


「ぼくらだってうらやましがっているばかりじゃなくて
見習って頑張ればよかったんだよ。」

こうしてみんなで探した体操服は無事見つかって、
みんなでカワハラ君を応援することができました。


「ね、この話をおしばいにすればいいんじゃない?」「賛成!」

反対!と一人立ったのは竜。
池ごと動かすっていう俺のアイデア、聞いてくれる?


「ある朝、携帯に驚くべきメールが届いた。」

「ワレワレハ火星人ダ。2月27日ニ、地球ヲ滅ボス。」

ワレワレト戦イ、モシモ勝ッタラ、滅ボスノヲ、ヤメヨウ。

うそ、そんなのあり?

「それから、小学生たちは銃を集めた」  「ちょっとまってよ。
いくらなんでも銃をあつめるのは無理だろう。」

「なんか無茶苦茶な気がする。」
「でも、すごくオモロー!って気がする。」

「魔法使いが火星人に協力して、
海をなくす魔法を使うってどうかな?」

「どうして海を無くそうなんてするんだよ。」
「それは、私たちが泳げないからです!」
(後半) に続く