卒業公演「ここは牛肉特売タウン」
 
本番前 最後の通し稽古
 
全力で歌いきることを目指します
「ここは牛肉特売タウン」

冬休み直前のある日、ふと気がつくと仲間の
ユウキ君が見あたりません。「なに、これ神隠し?」

「『・・誘拐させていただきました。でも安心してください。』」
裏に書いてある「牛肉特売タウン」に電話する仲間たち

テンションの高い電話の相手の次は、
ガイドサンがエレベータに乗って突然登場

地下500階のエレベータを出るとそこは・・

「ようこそ!牛肉特売タウンへ」
美味しい牛肉料理をごちそうされました。

「牛肉のブラックマーケットで、隠れ里?」
「そこを動くな!牛肉を美味しく食べた罪で逮捕する!」

逮捕された先の王宮で子どもたちがみたのは、
王子の格好をしている行方不明のユウキくんでした。

「ユウキ?ユウキだろ。何で知らないふりなんかするんだよ?」

一方、地上では、本物の王子が母親を捜していました。

通りすがりの小学生に助けられて、
無事、再会を果たす親子。

一方、牢屋では、奇妙な3人の教授が地下王国の歴史の
勉強を教えてくれました。「だから牛肉は戦争の元なのです」

平和を愛する地底人たちは、地上の子どもたちに
それぞれ、お見舞いを持ってきました。

いつのまにか、平和を愛する牛肉反対派と、牛肉賛成派の
論争に発展していきます。

牛肉に関する法律の決議方法は・・ダンス決戦!

それぞれの思いをかけてダンスを表現します。

王様、判定は!?「・・うーん。難しいが、今回の勝負は・・」

ちょっと待ってください!牛肉の正体はこれだったんです!

「原材料【美味しすぎるキノコ】!」 教授たちの研究の成果
でしたが、秘密にしていたのです。これで万事解決。
牛肉は禁止したままで、牛肉味のキノコを食べられるのです。

その時、地上から王子とユウキの母が王宮に帰ってきました。
ユウキと王子は双子だったのです。家族の運命の再会でした。
でも地上へのエレベーターが消える時間が迫ってきています。

「ユウキ、一緒に帰るっていったじゃないか!
 都大会出るって約束したじゃないか!」
家族みんなと暮らすか、友達と地上に帰るか迷うユウキ。

「ユウキ、一緒に、地上に帰りましょう。」
王様と王子と別れて地上に帰る決心をした母ユウコ。
「これ以上、ユウキを悲しませたくないの。」

「離れていても、心はつながっているから」
と笑顔でつらい別れをする二人。

そうと知らずに地下へのエレベーターをつないでくれた
担任の先生に、みんな内緒でお礼をいいながら、みんなで教室から帰って行きました。

最後には、子どもたちの思い詞に込めた
「絆〜きずな」(公演の主題歌)を歌います。

「ぼくはね 家族がすきだよ わたしね 友だちが大すき」
「だけど 別れもあるよね 別の道歩いてく」


「離れていても いつか引き合う も一度会えるよ 空の下」 「信じる心が 未来をつくる ほら、訪れるよ 奇跡が」


本番後の控え室。 みんなの感想、コメントが忘れられません。

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