年 けんかの台本を書いて演じる
(篠原久美子さん 関根信一さん 大谷幸広さん)

舞台と客席の間に「演劇」が生まれるということを教わりました。
みる人もしっかりみて全体で「演劇」をつくりました。

第4回目は、「けんかの台本を書いて、演じる」です。

講師は劇作家の篠原さん、演出家の関根さん、
俳優の大谷さんです。

授業の前の宿題として普段の口げんかを思いだし
自分たちで「けんかの台本」を書きました。
それをもとに、授業で使う「けんかの台本」を
・台本通り演じる3本
・台本が途中で終わり、そこから即興で続ける3本
準備しました。


「私のマンガ勝手にもっていかないでよ。」
「いいじゃん。おねえちゃん、心がせまいなぁ。」


俳優の大谷さんが入ってリードしてくださって
互いに関わるお手本を見せて下さいます。

言い逃れ続ける母と追求する子どものけんかです。

けんかが白熱していくと、見ている側にもそれが伝わります。

一方、心の動きが複雑さを描いた静かなけんかです。
台本通り演じる劇です。

同じ台本だけど、演じる人の様々な要素で、生まれる雰囲気も
力関係や関係性も変わる面白さを感じました。

最後に、夏休みの課題として
卒業公演についての課題がだされました。
台本の素になる設定やあらすじを考え課題です。

課題にあたる前に
「どんなお話、ドラマ、演劇がおもしろいのか」
について
みんなで話し合いました。

おもしろい演劇の台本の素を考えられるといいですね!

 

みんなの感想から
腹が立ったら、大きな声で言い返してやろうと思いました。
言葉の言い方によってイメージが変わる。もっとうまくしたい。
言葉の強さによって相手に伝わる気持ちが変わることがわかった。
人と人との間に劇ができる。それに納得した。みんなの個性が出ていてとても面白かった。
劇を自然にやっていれば、そのまま言葉がつながるんだなと思った。
今回は前とちがって声を出せたと思う。
楽しかった。友だちに見せて友だちも笑わせて、自分も楽しくしてこれからもやっていきたい。
見ているうちに、こんな時は、ああいったらいいな、と思ったり、すごくたのしかった