Hamadayama Sota

開校65周年のお祝いに、PTAから寄贈されたAIロボット『Sota』です。

授業テーマ:未来への投資「AIロボット授業」

~AIと協働する社会を創る浜田山の子どもたち~

・AIロボットに興味・関心をもち、これからのAIとの協働社会に対して夢や希望をもち主体的にかかわろうとする児童を育てます。

背景

第4次産業革命と言われるIOTやビックデータ、ロボット、AI等が普及する2030年台は、まさに今の小学生が大人となり、社会を背負う人材となる。現在の職業の6割が消失するという時代と言われるが、子どもたちを夢や希望をもち、自分らしく生き生きと社会で活躍できる人間に育てたいと考えます。

本区では、ここ十年来ICT教育を重点的に推進し、教室には、PC、電子黒板、プロジェクター、実物投影機が完備され、ICT機器を活用した授業が常態化しています。特に、本校では、今年度、他校に先駆けて、高学年児童に一人1台タブレットが配布されました。児童の情報活用能力の育成を含め、ICT教育の先進的な役割が求められています。また、本校が立地する浜田山地域は、保護者・地域の教育に対する意識が高く、要望も多いですが、教育活動に大変協力的です。先進的な教育を望み、期待する声も大きい地域です。

このような中、昨年度、AIロボットの教育への活用を模索する慶応義塾大学理工学部管理工学科山口研究室とつながりができ、連携を始めました。AIロボット授業を計画し、9月と1月に環境教育、理科で3回の授業を実施しました。プログラミング教育も視野に入れ、連携を継続・強化しているところです。

目的

  • AIロボット授業を通して、これから来るAI社会について「AIとの協働」の考えを創るともに、AIを活用した「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学び向かう人間性」の学力を育成します。
  • AIの特長を生かした授業を各教科で実施し、教員のICT活用能力を育成し、授業改善を図ります。

効果

  • 児童がAIロボットに興味・関心をもち、これからのAIとの協働社会に対して夢や希望をもち主体的にかかわろうとする意欲や態度を育てることができます。
  • AIロボット連携授業を通し、児童に学力・情報活用能力・プログラミングの力を付けることができます。
  • AI社会に活躍できる子どもたちを育てるための教員のICT活用能力向上と意識改革ができます。
読売教育ネットワーク」に掲載されました


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読売教育ネットワークWEB会報から(http://kyoiku.yomiuri.co.jp/) 

 

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