8年生が教員体験を行いました(5/11)
5月11日、中学部8年生の小学部での教員体験が実施されました。
教員体験とは、本学園のキャリア教育にかかわる学習プログラムの一つで、8年生全員が小学部の学級担任になる「一日先生」体験です。
私も小学部の教室の参観に行きましたが、実際、8年生の生徒たちが教科等の授業を一人で教えている場面には出会うことはできませんでしたが、学習に躓いてしまった児童を丁寧に教えている様子をたくさん見ることができました。
このような体験から、将来、教師を志す生徒が一人か二人、現れるかもしれません。
教師を目指さない生徒にとっても、当日の体験から、「人を教えることの楽しさ、難しさ」「責任を果たすことの大切さ」等、多くを学んだことだと思います。このことは、必ず将来の社会生活等に役立つものと考えます。
小中一貫教育校である本校にとっては、中学部生徒と小学部児童との貴重な交流の機会であり、実際、中学部の運動会では、この教員体験で関わった小学部の児童が大きな声で「一日先生」をしてくれたお兄さん、お姉さんに声援を送る場面が昨年度、見られました。
いうまでもなく、このような体験は他の中学校ではなかなかできません。
本当によい体験になったと思います。
中学部8年生は今月、実際の職業体験を3日間することとなっています。
職場体験においても多くを学び、将来、社会人になるための心の準備やコミュニケーション力等の育成を少しずつ進めていってもらいたいと思います。