杉並区小中学生環境サミット研究発表会に小・中合同チームが参加しました(1/20)

1月20日土曜日、杉並区役所において、平成29年度杉並区小中学生環境サミット発表会が行われ、本学園小学部第6学年飼育委員会と中学部第7学年元飼育委員会の合同チーム10名が参加し、半年間行った研究「ビオトープ改造計画」を発表してきました。

本学園の合同チームの研究は、NPO法人すぎなみ環境ネットワークのコーディネーターである田中さんと渡辺さん、小学部5年生で理科指導を担当している田中優一教諭、一ツ栁副学園長の指導で進められてきました。

研究発表の内容は、学園のビオトープに育つたくさんのアズマヒキガエルのオタマジャクシがいつの間にか居なくなってしまうことを心配した研究チームが、「どうしていなくなってしまうか?」という謎に挑み、命を守ることための方法を見出し、行動した事をまとめたものです。

研究報告を聞いていると、放課後等、皆で集まり、研究を進めていく中で、研究チームが「アズマヒキガエルの命を守り、都市の中で、少しでも生き物が住みやすい素晴らしい自然環境を作っていきたい。」という環境保護の意識が少しずつ芽生えていったことが良く分かりました。参加した他の小中学生はこの研究に大変興味・関心をもち、この日一番の質問希望の手が挙がりました。それらの質問に対して、皆で分担してしっかり答えることができました。その様子から、研究チーム全員の学びの深さ等を感じたのは私だけでは無いと思います。

本学園の学園教育目標に「社会に役立つ人」が示されています。総合的な学習の時間などにおいて計画的に進める「社会貢献活動」等に加え、このようなイベントら積極的に参加することでこの目標が達せられる。そう確信する小中学生環境サミット発表会でした。

小学部・中学部10名で共同して行った研究。参加児童・生徒の頑張りに拍手を送りたいと思います。

そして、本年の春から夏にかけて、校庭の片隅で元気に育ったアズマヒキガエルと出会えることを心から楽しみにしています。

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