本学園で進めるICTを活用した学習の内容とその成果等を発表しました(1/25)

1月25日金曜日、本学園の先生方が、杉並区教育委員会から指定を受けて、2年間続けてきた「ICT(Information and Communication Technology)の活用に関わる研究」の発表会が行われ、保護者・地域の方、都内外の教育関係者、大学生等、約380名以上の方々に、研究授業・研究報告会等にご参会いただきました。研究の内容は、本学園の課題である児童・生徒の思考力・判断力・表現力等を「タブレットPC」を効果的に活用し、高めていこうというものです。(研究内容等の詳細は、こちら▼からご覧ください。)

http://www.suginami-school.ed.jp/izumigakuen/kounaiken

本学園には、タブレットPCが500台以上導入されています。その使用は、2年前まで第5学年以上とされていましたが、研究を開始した昨年度からは、小学部第1学年から、その使い方等を習ったり学習活動で活用されたりするようになりました。

今、各地の学校でタブレットPCが少しずつ導入されるようになってきましたが、杉並区のようにまとまった数を配当してくれたり、先生方の支援をする専門職(ICT支援員)を配置してくれたりする自治体は、ほとんどありません。また配当されても、先生方の活用意欲や活用力が低いと、あまり授業等で使われず「埃を被った」状況になってしまうことになります。

本学園の研究の目標は、タブレットPCを授業で効果的に使用して、児童・生徒の思考力等を高めることでした。この2年間の研究を通して、児童・生徒の「タブレットPCをもっと活用して授業をしたい。」という関心・意欲が高まってきていることは間違いありません。また、日々の授業の中で、児童・生徒の思考力等の高まりを教員が実感できるようにもなってきています。

これからのAIとの共存の時代を生きる児童・生徒のためにも、このICTの活用にかかわる研究を今後も継続していきたいと思います。

最後に当日、お手伝い及びご参会いただきました保護者・学校支援本部等の皆様に心より感謝申し上げます。

 

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