6年生と9年生が全国学力調査にチャレンジしました(4/18)

4月18日木曜日、6年生と9年生が本年度の全国学力学習状況調査に挑戦しました。今年の調査は、9年生の英語の調査で「聞く・読む・書く」能力を図る45分間のテストの後、タブレットPCとヘッドセットを使った「話す」テストが初めて行われました。
その光景は、これまでのテストの常識を覆すものでした。
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年生は戸惑いながらも、一生懸命そのテストに向き合っていました。教室から出てきた生徒数人にインタビューしてみると、「自分なりに頑張ったが、少し難しさを感じた。」「新しいタイプのテストに戸惑った。」などの感想を述べていました。
今回の調査は、このような新しい取組もあった為に、そこのところに着目されがちです。しかし、それだけではなく、今回のテストの大きな特色は、2007年度に始まって以来の主に知識を問う「A問題」と思考力等を図る応用問題「B問題」の区分が無くなったことにあります。そして、小学部6年生では問題数が4割減、中学部9年生では、問題数が7割減となっています。
その分、内容的に、「答えに至る過程を文章で説明される問題」「複数の情報を読み取り、相互を関連付けて、じっくりと時間をかけて考え、答えを導き出す問題」「身近な出来事を題材として、応用力を用いて深く掘り下げる問題」が多くなっています。
この問題を解くためには、日ごろから「答えに至る過程を文章(や言葉)で説明させる授業」「教師が一方的に話し続ける授業ではなく、複数の情報を読み取り、相互を関連付けて、じっくりと時間をかけて考え、答えを導き出す授業」「身近な出来事を題材として、応用力を用いて深く掘り下げて考えさせる授業」とその達成状況を把握する為の定期考査等が行われていなければなりません。
私は、平成の30年間に日本の発展がそれまでに比べて停滞し、諸外国に「経済大国」「技術大国」の座を奪われたのは、社会的な構造改革が遅れてしまったことが一因であると思っています。
 
平成から令和になる今、学校教育(授業)の構造改革をしていかなければ、子供たちに未来を生き抜く力を身に付けられないと思っています。そのキーワードが本学園の研究テーマにある「主体的・対話的で深い学び=問い直す学習活動」だと確信しています。
 
学園としては、数か月後に出される結果をしっかりと分析し、この間、学園が力を入れてきたICTの活用による思考力等の育成を目指した学習活動をしっかりと評価し、学校運営協議会の方々や済美教育センターの方々と共に課題を整理し、授業改善、カリキュラム開発等に結び付けて行きたいと考えています。

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