奇跡が起きた令和元年度中学部運動会

6月8日土曜日、本学園校庭において、「令和元年度中学部運動会」が実施されました。本年度の運動会は元号が「令和」となって実施する初めての運動会であるとともに、学園にとっては、開園年度から数えて5回目となる記念すべき運動会です。

当日の6月8日土曜日、予備日の6月11日火曜日を含む、次週の水曜日まで、週間天気予報が全て「雨」の表示がされていた事から、実施が危ぶまれました。しかし、実行委員、係生徒は勿論、全生徒の「絶対に実施したい」「多くの方にご覧いただきたい」という願いが通じて、「奇跡」的に雨が上がり、実施することができました。(小学部の先生が作った特大テルテル坊主の力も少し働いたのかもしれません。)

残念ながら、午後に降水確率が高くなっていたたため、競技順を入れ替えたり、部活動対抗リレー等の競技を一部見合わせたりして実施しましたが、伝統の大縄跳びで、7年2組や5組が新記録を生み出すなど沢山のドラマのある運動会となりました。

私は、今回の運動会の実施にあたり、職員会議で先生方に次の8つのお願いをしました。

❶ 生徒が主体的に動く運動会、生徒全員が感動できる運動会

➋ 日ごろの授業や練習成果が感じられる運動会

➌ 小中学部の豊かな交流が見られる運動会

❹ 2020東京オリンピック・パラリンピックが迫っていることが感じられる運動会

➎ 給水タイムなどの設定など熱中症等への安全配慮がされた運動会

➏ 5組の活躍を皆で支え、応援、称賛できる運動会

➐ 転んでも立ち上がり、大差がついても最後まで全力で頑張る姿が見られる運動会

➑ 雨天対策(安全管理・時間管理)等が全教員によって意識されている運動会

終わってみると、大部分は実現できたものの、幾つかの課題も見出すことができました。

私が一番感動したのは、最後の競技、女子1000mと男子1500mでの全生徒、保護者の皆さんの応援です。全員が力を振り絞って走る選手たちを目で追い、最後の一人がゴールするまで熱い声援、温かな応援をしていました。運動会でのこんな素敵な「光景」を見たのは、長い教員人生で初めてでした。「奇跡」的な光景でした。

9年生は、この運動会を終えるといよいよ進路に向けての準備が始まります。また、8年生は、この学園を背負って立つ存在となっていきます。

近代オリンピックの基礎を築いたフランスの教育者、ピエール・ド・クーベルタンは、「オリンピックの理想は人を創ることである。」と述べています。本学園の今年のスローガンは、「Go over the limit.―和泉魂! 平成の壁を超えろ!―」でした。オリンピックの理想と同様、本学園の運動会でも、生徒たち一人一人は、運動会の練習、準備、実施を通して、和泉魂(Challenge、Create、Communicate)を磨き、人として大きく成長したものと確信しています。

最後に、小中一貫教育校である本学園の運動会の成功は、中学部の生徒、教員だけで実現できた訳ではありません。小学部の児童たちの中学部のお兄さん、お姉さんへの温かな応援は勿論、その準備においては小学部の教員が全員、中学部生徒、教員を手伝っています。また、当日は、逞しく成長した中学部生徒を元の学級担任や専科教員が応援し、その成長を喜んでいる姿を見ることができました。その事も学園長として大変、嬉しく思いました。

開会式での9年2組実行委員長 斎藤咲花(さいとう さくら)さん、副委員長 松尾和輝(まつお かずき)さんによる選手宣誓の文章をご紹介します。「我々はスポーツマンシップにのっとり、今まで仲間と共に練習を頑張ってきた成果を発揮し、正々堂々戦うことを誓います。そして、今年の運動会のスローガン『Go over the limit ~和泉魂で平成の壁を乗り越えろ~』を達成できるよう一生懸命競技に挑みます。最後に、来年東京オリンピックを控えた今、一人一人が日本代表選手のような緊張感をもち、見てる人に感動を与えられる運動会にすることを誓います。

サブコンテンツ

カレンダー

2019年6月
« 5月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30