小学部 学校招集日 学園に小学部の児童の明るい声が戻ってきました。

3月13日金曜日、小学部の学校招集日が行われ、学園に子どもたちの明るい声が戻ってきました。新型コロナウィルス感染防止の為、学年ごとに登校時間を変えた他、登校後すぐの手洗い、教室の窓の開放、マスク着用等の指導などが行われました。

たった30分程の学級での時間でしたが、「友達に会えてよかった。」「気分転換できた。」「やっぱり学園は楽しい。」などの声が聞かれました。

ある学級の担任の先生が「宿題はどのくらい進んでいますか。」と問いかけると、学級の三分の一程の児童が既に終わってしまっていることが分かりました。その学級では、その後、新たな課題等の説明が行われていました。

   

卒業する6年生以外の児童は、帰り際にラーニングセンターにある学園図書館に立ち寄り、借りていた本を返却したり、新しく借りたりしていました。

貸出カウンターの傍に立ち、児童の様子を見てみると、いつも絵本を借りていた低学年がしっかりとした読み物を借りていく事にとても驚きました。学校司書の千葉先生に貸し出した本の傾向を聞いてみると、低学年だけではなく、中学年・高学年でも読み応えのある本を借りている児童がいつもより多いようでした。中には、大人でも読破することが難しいイギリスの作家J.R.R.トル―キンの長編小説「指輪物語」をこの休校期間に読み切ったという児童もいるようでした。

また、工作の本や調理の本などの貸し出しもいつもより多く、ある児童は、お家で毎日、夕食作りのお手伝いをしているようで、簡単につくれる料理のレシピ本を一生懸命に探していました。その他にも、「頭の良くなる本を紹介して欲しい。」と先生たちにお願いをしている1年生もいましたが、千葉先生は、「ここにある本は全部、頭の良くなる本ですよ。あなたの好きな工作の本も、とても勉強になる本ですね。」とお話されていました。

この新型コロナウィルス感染症による休校措置は、ある意味子供たちにとって「危機」、「災い」である事は間違いありません。しかし、この厳しい状況の中で、万に一つだけでも、「災い転じて福となす。」という諺にあてはまることが生まれるのだとすれば、「子供たちの中に読書好きの児童が増えた。」「これまでほとんどしなかった家の手伝いなどをするようになった。」という事なのかもしれません。

次に小学部の児童に会うのは24日の修了式当日です。それまで、家庭や地域で元気に過ごし、10日後、今日のような子供たちの明るい笑顔に出会えれば、学園長としてこれ程、嬉しいことはありません。

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