開校記念日朝会 5周年挨拶

皆さんおはようございます。

今日は杉並和泉学園の開校記念日、学園のお誕生日になります。

1年生の教室の前の「あさがお」も今週、開花の時を迎え、この開校記念日をお祝いしてくれているようです。

それでは皆さん、学園は何歳になったのか分かりますか。

そうです。生まれた日から6年目、5歳になったのです。

6年目だから、6歳じゃないかって思った人もいるかもしれません。赤ちゃんは生まれてから1年たつまでは、0歳と呼ばれますね。そして1年終えた時、そして2年目になる日に1歳になります。学園も、6年目になる今日が5歳のお誕生日となります。

でも学園は人ではないので、5歳とは言いません。5周年といいます。

今年は杉並和泉学園の5周年の記念すべき年、そして今日がその開校記念日・お誕生の日となります。

お誕生日に皆がお誕生会をするように、学校も5年ごとや10年ごとに周年行事・開園式典というお誕生会を盛大に行います。

そして、その会では、昔の学校の事を皆で懐かしがったり、10年後、20年後にどんな学校になっていたいか、自分がどんな大人になっていたいか語り合ったりします。そして、自分がお家の人やたくさんの地域の人に支えられていることを学びます。

今年は5周年の年で学園も全学年、そして地域の方々をお招きして記念式典という「お誕生会」をする計画でしたが、新型コロナウイルス感染防止の為にとりやめることとなりました。

それでは、少しこの学園の歴史を振り返ってみようと思います。

この杉並和泉学園は平成27年に88歳、88周年だった新泉小学校、55歳、55周年だった和泉小学校も和泉中学校の3校が一つになりできた小学生も中学生も一緒に学ぶ杉並区ではじめての小中一貫教育校として開園しました。

小学部には、今年の4月から新泉小学校、和泉小学校で生活したお友達はいません。

今の6年生が杉並和泉学園の開園した年に1年生として入学した児童です。7年から9年の中学部のお兄さん、お姉さんは、ほとんど、新泉小学校か和泉小学校で入学した学校でした。

きっと、中学部の人たちは杉並和泉学園という新しい学校が生まれ、その学園で学べるという喜びもあったかもしれませんが、自分の通った学校が無くなってしまうという悲しみ・寂しい思いも同時に抱いたのだと思います。それは、地域の方も同じでした。

一番古い新泉小学校は大正14年大宮小学校の分校として誕生しました。閉校までに11,817名の卒業生を送り出しました。

当時、校舎の裏には小川が流れていてめだかやみずすましが泳いでいたということです。毎年、皆さんの習う、習った新泉太鼓や盆踊りの子供バージョン「ぼんぼん踊り」といった日本の伝統文化に力を入れている学校でした。

和泉小学校は、昭和33年に新泉小学校の分校として開校しました。閉校まで4,968名の卒業生を送り出しました。

東京都の芝生校庭第一号で当時から都内で最も綺麗な芝生校庭として有名でした。この芝生の上でみんな遊んだり、グリーンコンサートなど様々なイベントも行われたりしました。また、小学校ながら英語教育が特色の学校でした。

和泉中学校も昭和33年に泉南中学校の分校として開校しました。正式には閉校していませんが、杉並和泉学園となる前までに7,884名の卒業生を送り出しています。企業経営者や女優、芸人、宝塚歌劇団のトップスターなどの有名人もたくさんいらっしゃると聞きます。

和泉中学校は閉校の年には、全校生徒67名という少ない人数でしたが、区駅伝大会で準優勝をするなど少数精鋭で頑張っていました。特に合唱コンクールは少ない人数ながら、生徒同士の強いつながりで最高の歌を聞かせてくれました。「アットホーム」という言葉がぴったりの学校でした。また、校歌は、今、NHKの朝のテレビドラマの主人公、古関裕而さんが作曲した歌でした。

新泉小学校、和泉小学校、和泉中学校、この三つの学校の共通した特色が地域の人たちに愛され、支えられ、可愛がっていただいていた学校だったということです。その続きの中で、開園初年度に地域の方々が学校を支えてくださる本学園は地域運営学校・コミュニティスクールになりました。

この三つの学校が一つになった「杉並区立小中一貫教育校 杉並和泉学園」は、新泉小学校から引き継いだ新泉太鼓などの伝統文化、和泉小学校から引き継いだ東京一の芝生と英語教育、和泉中学校からは、合唱コンクールや部活動等で見せてくれる「仲間同士」が力強く団結する精神等を引き継ぎました。

最初は小中学部合わせて688名、28学級でしたが、6年たった今は小中学部合わせて1,016名、37学級となる杉並区で一番大きな学校となっています。

杉並和泉学園は、子どもたちの人数だけが杉並区一位なのではありません。小学部の児童の皆さんも中学部の生徒の皆さんも様々な場所・機会・場面で活躍をしてくれています。サイエンスグランプリ、英語フェスティバルや様々な作文・芸術面でのコンクールでの表彰や活躍、卓球部・合唱部・テニス部などは、都の大会で優秀な成績を残しています。昨年は、地域の方の命を救う、とても素晴らしい人助けを中学部の先輩はしてくれました。文化面でも運動面でも、人助けなど社会貢献の面でも杉並区一番の学校になりつつあります。

2000年にノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学のヘックマン博士が「人間の一生を左右するのは、5歳までの学びである。」と話されています。

人の一生を学園の未来にあてはめると、この5年間、毎日、一生懸命、学び、様々な成果を残してくれた、この放送を聞いている皆さんや小学部488名の卒業生、中学部246名の卒業生は、そして、先生方は、この学園の10年後、50年後、100年後の未来の土台をしっかりと築いてくれました。その事に心から敬意を払うとともに、感謝したいと思います。

しかし、一方、土台はしっかりとできたけれど、これからはその上に「伝統」という建物をつくり上げていかなければなりません。皆さんの力で、もっともっと、学園を良い学園にしていかなければなりません。6年前、3つの学校が無くなる時に、寂しい気持ちを抑えきれない地域の方々に向かって、開園当時の校長先生の由井校長先生は小学部・中学部の児童・生徒と先生・主事さん方、そして保護者・地域の皆さんとともに「日本一の学校にする。」という誓いを立てられています。

先に話したとおり、その姿は実現しつつあります。

やがて、勉強の面でもスポーツの面でも、心の面でも日本で一番、頑張っている・優秀な学校になっていくものと信じています。

10年後、20年後、50年後、100年後、皆さんの子供そしてお孫さんがこの学園に通うことになっているのかもしれません。未来に向けて、統合され今は無くなってしまった3つの学校をいつまでも心に留めて、自分に誇れる、自分の家族に誇れる、地域の方々にも誇れる「日本一の」学園にしていきましょう。

最後に昨年度の小学部代表委員、中学部生徒会役員が話し合い、自分たちでデザインした学園の五周年の記念ポロシャツをつくり、販売することにしました。楽しみにしていてくださいね。また、10月12日には、航空写真を空の上から飛行機を使って撮影します。皆さん全員で人文字を作りたいと思います。楽しみにしていてくだいね。

以上で学園長先生の話を終わります。

 

開校記念お祝い給食

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