中学部体育競技会が開催されました

10月3日土曜日、金木犀の素敵な香りが芝生校庭の上を吹き抜ける秋の日に当初は5月に実施予定であった中学部体育競技会が実施されました。新型コロナウイルス感染症への対策の為、例年実施している「運動会」の形から、実施時間、競技種目、会場、ご家族の参観方法などを変更しての実施でしたが、生徒一人一人が「Make the most of it.―今を最高のものに―」というスローガンのもと、全力を出し切りました。

本来であれば、学園が開園5周年を迎えること、2020東京オリンピックパラリンピック競技大会が開催される年であることから、盛大に実施することになっていましたが、時間を圧縮したり、三密を防ぐためにご家族や来賓の入場制限等をしたり、生徒同士が接触する競技を見合わせたりするなど規模を小さくしなければなりませんでした。

そのような状況であっても、「Make the most of it.」のとおり、「Challenge―ひたむきに挑戦する―」生徒たちの姿を各種目等の中で沢山見つけることができました。

特に、各種目においてはどんなに前の走者に遅れをとってしまっていても、最後のゴールラインを超える瞬間まで全力で走る姿には、感銘を受けました。また、途中で転んでしまっても、立ち上がり、諦めることなく、競技を続ける姿にも心を打たれました。さらに、実行委員、各係が、「教員の大きな指示の声」によらず、自覚をもってその責任を自主的に果たす姿にも感動しました。

新記録も、今年は、100m走で男子は7、8、9年全学年で、女子は8年生において、記録されています。

私は、転校した生徒以外の小学部での姿を覚えています。つい6か月前まで小学部生であった7年生の短期間での心身の成長には驚かされます。8・9年生においては、まるで別人になったかのような大きな変化を遂げる生徒も少なくありません。今回の体育競技会のような学校行事は、その成長に弾みをつけていくものです。

これから新型コロナウイルス感染症がさらに深刻なものとなるかもしれません。しかし、どのような状況となっても、生徒の安全・安心・健康を第一に考えつつ、「生徒たちの学び」を止めない方法・工夫等を探していこうと新たに決意いたしました。

中学部では、この後、本学園中学部最大の文化的行事である合唱コンクールを10月26日(月)に「なかのZERO」の大ホールで実施します。(例年の三鷹にある「風のホール」から変更しました。)

その行事でも杉並和泉学園の生徒たちの輝く姿、成長した姿をご覧いただけると思います。体育競技会の余韻に浸りつつ、合唱コンクールを心待ちしたいとと思います。

 

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