5年生にとってかけがえまない思い出ができました。~お楽しみ花火大会~
10月14日(木曜日)、八景島シーパラダイスでの校外学習を終えた第5学年の児童が校庭で花火大会を行いました。
本年度、杉並区立小学校全校で実施されている富士学園移動教室が新型コロナウイルス感染症の流行により、中止となってしまいました。それでは小学校初めての宿泊行事を楽しみにしていた5年生が、貴重な学びのチャンスを失ってしまうこととなるという理由で、5年生の学年の先生が話し合い、10月には八景島での校外学習を、11月にはマザー牧場での社会科見学をすることになりました。この二つの行事は、社会科や総合的な学習の時間等の学習活動という側面と、6年生で行う「弓ヶ浜移動教室」、7年生で行う「フレンドシップスクール」に向けて段階的に育みたい、「仲間と協力し合って生活したり、課題等を解決したりする態度」や「自主性・自律性」等を育むという側面を合わせもっています。
この二つの行事について検討する過程で、5年生の思い出づくりを目的に、富士学園で行う予定であった「キャンプファイヤー」の代わりに「校庭での花火大会」を実施するという意見が学年の教員から出てきました。
当日は、学校運営協議会の委員、親児の会や保護者の方のお手伝い等いただきました。また、安全確保等のために小学部の全教員が花火の着火等にかかわりました。(着火する地域の方や教員が火傷をしないか見ている方はドキドキでした。)
まだ、暗くなっていない4時50分から、始めましたが、最後のナイアガラ風の花火が消えるまで、5年生たちは、友達と楽しい夕べを過ごすことができました。(残念ながら家庭の事情で花火大会に参加できない児童もいました。)
来年、5年生は小学部の最高学年、6年生となります。新型コロナウイルス感染症の流行が終息し、今の5年生全員が小学部での最初で最後の宿泊行事となる南伊豆での弓ヶ浜移動教室に参加できることを心から願いたいと思います。