心配です。-3度目の緊急事態宣言が発令されました。

4月26日(月)昨日から東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に新型コロナウイルスの緊急事態宣言の期間に入りました。この事に伴い、東京都内にある杉並和泉学園も学園ルールの徹底をこれまで以上に図っていかなければなりません。

本学園では、すでに4月12日から東京都23区に適応されている「まん延防止等重点措置」により、調理実習の延期、集会・行事等の制限、教室内での合唱の見合わせなど、他校よりも高い基準で教育活動を進めているため、今回の緊急事態宣言の発令による区教育委員会通知により、制限等をしなければならないものは、あまり多くありませんでした。しかし、いくつか予定されていた保護者会の延期や部活動の制限などについては、現在の感染状況等を踏まえた措置を取らせていただきました。

また、9年生にとっては最後の大会となる夏期公式戦(総合体育大会)については、実施されているものの、2回戦に駒を進めていた中学部サッカー部の春季大会(研修大会)が延期になるなど、頑張っていた生徒にとっては悲しく受け入れがたい状況にもなっています。

しかし、このような感染防止に向けた緊急的な対応の中、学級担任等による学園ルールに基づく「三密回避」などの呼びかけ等が、先週よりも段階を上げて行われているにも関わらず、日常の児童・生徒の生活の様子は、街の中の大人同様、なかなか変わっていきません。新型コロナウイルス感染症の変異株がこれまでより子供の感染率が高いと言われる中、この状況は心配で仕方ありません。

ゴールデンウイークまで、あと3日あまりとなりましたが、家での生活が始まる前に児童・生徒の感染防止に向けた意識を何とか高めて行きたいと思います。その為に、教員ができる事は、学園ルールを厳守した教育活動を確実に進めるとともに、児童・生徒の「三密」の状況等を見付けた際、あきらめずに繰り返し呼びかけることしかありません。

学校・教員は、このような危機的な状況の中、子供への働きかけ、指導等を通して、ご家庭でも町の中でも「不要不急の外出を避ける」「手洗いを徹底する」「マスクをつける」「三密を避ける」等の態度等を育てる社会的な使命があると考えます。

早く、事態が収束しないと、9年生の楽しみにしている修学旅行等を延期せざるを得ません。子供の教育活動が日常に戻るよう、できる限りの対策、指導等を継続していきたいと思います。

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