パキスタンオリンピック選手とのオンライン交流会

6年生は6月11日(金)5・6校時に、杉並区が東京2020オリンピック・パラリンピックにおける「ホストタウン交流宣言」を交わしているパキスタンのオリンピック選手とのオンライン交流会を行いました。6年生の学年だよりから学習の様子を紹介します。

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第6学年 学年だより7月号より

6月は、外国語の授業でパキスタンのオリンピック選手とオンライン交流を行いました。事前学習として、総合的な学習の時間には、パキスタンやオリンピックの競技について調べました。国旗の意味や気候、各競技の種目・ルールなどを知り、調べたことをもとに選手に聞きたい質問を考えました(Create)。また外国語の時間には、あいさつや考えた質問を英語やウルドゥー語(パキスタンの言葉)で話せるように練習しました。当日は、通訳の方の力を少し借りながら、子どもたちの力でオンライン交流(Communicate)を進めることができました。選手の言葉を聞き、自分の夢に向かって頑張っていきたい(Challenge)と気持ちが高まっていました。交流後には、外国の方と英語で話せる良さを実感したり、夏のオリンピック観戦を楽しみにしたりしている姿が見られました。

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ご存じのとおり都内の公立小・中学校、高等学校では平成28年度から、
〇「自らのベストを目指す意欲と態度を備えた人」
〇「知・徳・体の調和のとれた人」
〇「国際感覚を備えた人」
〇「多様性を尊重し、共生社会の実現や国際社会の平和と発展に貢献できる人」
を育てることを目指す、オリンピック・パラリンピック教育を進めてきました。

今回のオンライン交流会を通して子どもたちは、コロナ下で挫けることなく真摯にトレーニングに打ち込むパキスタン選手たちと触れ合うことで、オリンピック・パラリンピック教育のねらいにそって、学習体験を深めることができました。

長時間のセッションに最後まで笑顔で応対してくださった、パキスタン選手の皆様、この交流会を企画し、スケジュール調整や当日の運営に力を発揮してくださった杉並区区民生活部文化交流課の皆様、独立行政法人国際協力機構(JICA)の皆様に感謝申し上げます。

さて、いよいよ間近となった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会。この大会を子どもたちの人生にとってまたとない重要な機会と捉え、6年間に亘って行ってきたオリンピック・パラリンピック教育もいよいよ集約の時となりました。オリンピック・パラリンピック教育の柱となる学校連携観戦については、感染症対策との両立を図り、安心・安全に実施ができるよう準備を進めています。東京2020大会の経験を通じ、その後の人生の糧となるような掛け替えのないレガシーを子どもたち一人一人の心に残していきます。

 

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