冬の寒い日、学園に沖縄の暖かな風が吹きました。ーA組なかよし学級の学習発表会―
1月29日(土)小学部A組なかよし学級が学習発表会「なんくるないさー★おきなわ おきなわジャーニー」を実施しました。
当日の発表会の実施の可否については、新型コロナウイルス感染症が流行中ということで、前の週まで悩みました。しかし、学習の成果を「発表したい」「演じたい」という児童たちのやる気や思いが沖縄の気候のように熱かったことから、考えられる限りの感染症対策を講じた上で実施することにしました。
発表は、観客である保護者、先生を沖縄への旅行者と見たて、和泉の町にある「沖縄タウン」での校外学習の成果やタブレットパソコン等で調べた内容を説明したり、沖縄の伝統的な踊り「エイサー」をベースにしたパフォーマンスを披露したりする内容でした。どのプログラムにおいても、一生懸命に取り組む児童の様子がとても感動的であり、観る者全員が子供たちの1年間の成長を実感できるものでした。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為、様々な行事等を中止したり、縮小したりしなければならない状況がまだまだ続きます。学級閉鎖等をしなければならない現状の中、行事等の実施については、様々な意見があることも承知しております。しかし、計画の変更は、時として児童・生徒の学びの機会を失うこととなる場合もあります。今回のA組なかよし学級の『沖縄の風』を感じることのできる素敵な発表は、本当に実施してよかったと思えるものでした。
これからも、児童・生徒の健康・安全を第一に考えつつ、学年・学級等で計画されている行事や学習については、今後も児童・生徒の学びの成果に着目しつつ、実施の判断を慎重にしてまいります。