平成29年度 園長トーク

3月 『新しい自分へ』   園長 盒蕎六

今年の2月は、冬季オリンピックの話題で盛り上がりました。スケート・スキー、カーリングなどすべてにドラマがあって心に響くものでした。選手は、当日の試合に、体調も心も練習の状況も合わせていかなくてはいけません。
日々の積み重ねが、オリンピック・パラリンピックの舞台で花開くのはどれほど素晴らしいことか。たくさん感動し、勇気をもらい学ばせて頂いた機会でした。次は、パラリンピック。こちらも見逃せません。子供園でも、オリンピック・パラリンピック教育を通して、運動遊びに進んで取り組んだり、物事に対して最後まであきらめずに取り組んだりして、友達や周りの人々を大切にする心を育んでいます。
年長組は、この時期になってそれぞれ自分たちの遊びをしていても、お互いに、友達が今何をしているのか情報を知っており、ドッジボールが始まれば、仲間を集めて進めていく。修了作品も友達と声掛けあって一緒に取り組み、最後まで丁寧に仕上げていくなどの姿が見られます。一つひとつの行動が、自信と意欲にあふれており、一層たくましさを感じます。また年少組は、つい最近体験した入園体験で、初めて年長者として小さな子を迎え入れる経験をしました。年上である自分が、お世話をするということを、体験をもって実感した子どもたちでした。普段、先生に甘えてしまっていることも、しっかりしなくては、と頑張ることで、新たな自分を発見していきます。自分ってこんなにすごい。いろんなことができるんだ。考えることができるんだ。と、自信をもって生活を進めていくエネルギーに代えていきます。
年少組・年長組共に、4月からは新たな生活が始まります。新しいことに、不安をもつのではなく、新しいことがうれしい楽しみ!という自分であるために、一年一年の積み重ねがどれほど大切なものか、子どもたちの表情を見ていて感じます。新しく小学校へ出発していく子どもたちに、新たな自分の力を信じて巣立っていってほしいと強く願っています。そして、年長組になる年少組には、子供園の先輩として、生活も遊びも自分の手と足と心を使って進めていってほしいと願います。
この一年間、保護者の皆様方にはたくさんのご理解とご協力をありがとうございました。

2月 『いっぱい 雪よ ふれ〜♪』  主任教諭 大川麻弓

年長組の保育室では、『カレンダーマーチ』の歌声が毎日のように響いています。歌の中には、それぞれの月や季節にちなんだ言葉がぎゅっと詰まっていて、子どもたちは、歌いながら一年の巡りを感じています。
その歌詞の中に、「四月に小学一年生〜!」とあります。年長組は、あと二か月で小学生です。残りの子供園生活でやりたいことが、まだまだたくさんありますね。そのような子どもたちの思いに応えるべく、私たち保育者も、子どもたちが楽しく有意義な経験ができるように、様々な計画を立てています。
その中の一つ、投げゴマには学級の全員が挑戦しています。年長組が投げゴマに取り組むことには、意味があります。
・紐を巻くうえで、指先や手首を巧みに動かせるようになること
・最後まで諦めずに取り組み、できるようになる喜びを味わうこと
・友達同士で教え合ったり、回せるようになったことを喜び合ったりすること
紐の巻き方や投げ方は、具体的に見本を見せたり手を取り一緒にやってみたりすることで、次第に体得していくことができます。しかし、諦めずに粘り強く取り組む気持ちは、大人が言葉で伝えてもすぐに身につくものではありません。自分自身が「できるようになりたい。」という気持ちをもっていないうちは、逆効果になることもあります。保育者は、子どもたちの体の動きや目の輝きを敏感に感じ取り、ここぞというタイミングで声を掛けるようにしています。

就学に向けて、子どもたち自身が大きくなった気持ちを実感し、“自分にはこんなことができる!”“自分はこんなところがかっこいいのだ!”と自信をもって言えるよう、支えてまいります。保護者の皆様には、子どもたちが踏み出す一歩がさらに大きく、あるいは、なかなか出せずにいる一歩を後ろからそっと支える子どもたちの応援団になっていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

1月 『新しい一年がスタートしました』   園長 盒蕎六

あけましておめでとうございます。
メールやラインでのやりとりが当たり前になった今でも、年賀状は一年の初めの楽しみの一つです。この年になると、これまで幼稚園や子供園で楽しいひと時を過ごしてきた教え子やその保護者の皆様からのお便りはうれしく懐かしいものです。
今年も、私が担任として送り出した様々な年代の子どもたちから近況報告が届き、うれしい一年のスタートとなりました。
“高校に入学して、大好きなチアダンスの部活に入りました。”“伝統芸能の道に進み、鍛錬を積み重ねています。”“大学院に進み、学士を取得します。”などなど短い文章の中にその子の希望と覚悟が感じられます。言葉にするのはたやすいけれど、その道を進んでいくことはきっとたくさん乗り越えていかなくてはならない壁があるのだろうな。と年賀状を拝見しつつ、昔のその子の姿を思い出しながら「頑張れ!!」と一人ひとりを応援していました。
以前、すでに成人した教え子のお母様にばったりと街でお会いした時に、「園でたっぷりと遊んだ経験が今の娘の成長につながっています。」と大変うれしい言葉をいただいたことがありました。幼児時代の経験は、具体的に思い出すことはなかなか難しいものです。けれど、その頃“やってみたい!”と挑戦したり遊んだりしたことが、大きくなって挑戦する自分の後押しをしてくれます。おもしろい!もっとやってみたい!という思いをたくさん経験し、希望をもって就学していってほしい。それが、私たち職員の願いです。
何度もこの場で触れてきましたが、今年の4月に「幼稚園教育要領と保育所保育指針・認定こども園教育・保育要領」が施行されます。今回の改訂(改定)の背景には、社会が目まぐるしく変化していく中で、一人ひとりの子どもたちが主体的に生きていく力を育んでいくことの大切さがあります。
つい先日のニュースで、幼児の大きくなったらなりたいものベスト3が報告されていました。男の子の1位から、学士か博士・野球の選手・サッカーの選手と続いていました。女の子は、食べ物屋さん・看護師・保育園幼稚園の先生とありました。大きくなるにつれ、夢は具体的に変わっていくことでしょう、それでもなりたい自分を描き続けて歩んでほしいと思います。
私たち職員も、子どもたちが夢をもち成長していくことを願って今年も教育保育に努力してまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

12月 『高円寺の子どもたち』   園長 盒蕎六

先日の11月25日、高円寺中学の創立70周年記念式典が行われました。
式典では、在校生による記念の言葉と歌が披露されました。胸を張り堂々と歌うその姿に感動しました。この歌を子供園の子どもたちに聞かせ、10年後の自分にあこがれと期待をもたせたいと心から思いました。
また祝賀会では、お祝いに江戸っ子連さんによる阿波踊りが披露され、改めて“高円寺の町の学校”であることを実感しました。そして、多くの地域の皆様に支えられ見守られながら子どもたちが成長していることに感謝しました。
子供園の子どもたちも、地域の皆様にたくさん支えられ成長しています。
読み聞かせの会・阿波踊り・ふれあいの家との交流・井村隊長の元気タイムなど様々な活動を通して、子どもたちは経験を積み重ねていっています。        幼稚園教育要領の、ねらい及び内容の中に、人とのかかわりに関する領域「人間関係」があります。そこには、「身近な人と親しみ、かかわりを深め、愛情や信頼感をもつ」というねらいがあります。園と家庭だけではなく、地域社会に見守られ支援されていくことで、子どもたちには人への信頼感と周りの人を大切にする心情が育ちます。
このような地域との交流に加え、近隣にある小学校・就学前施設との連携の重要性も改めて実感しています。以前参加した研修会では、講演された講師の方が、「幼小連携とは、その地域の子どもたちの生きる力をどう育んでいくかということを学校と園がしっかりと考えあっていくことです。」と話していました。子供園は、地域の学校として、杉四小との連携を中心に幼・小・中の縦の連携、幼・保の横の連携を図りながら高円寺の子どもたちの切れ目のない成長・学びの支援をきめ細かく行ない、自立した一人の人間を育てていくことを大切にしています。そのために、日々の保育の中で子どもたちの学びの経験を大切に積み上げているのです。
杉並の教育ビジョンの中で「いいまちはいい学校を育てる」とあるように、子どもたちがこの高円寺の町に誇りをもって育っていくよう、これからも地域と協同しながら成長を後押ししていかなくてはいけないと改めて気持ちを引き締めた一日となりました。
さて、今年もあとひと月となりました。12月は子ども会があります。子どもたちが元気に登園できるよう、体調管理をどうぞよろしくお願いいたします。

11月 『自然も子どもも実りの季節』   主査 相澤朗子

運動会・遠足・サツマイモ掘りと、様々な行事に保護者や地域の皆様に多くのご協力をいただきました。ありがとうございます。
運動会は雨のため体育館での開催になりましたが、沢山のご声援をありがとうございました。子どもたちが楽しく体を動かしたり、友達と力を合わせたりしながら活動に取り組んできた姿を観ていただけたと思います。
10月は運動会だけでなく水族館への遠足、サツマイモ掘り、サツマイモパーティーとたくさんの経験を積み重ねました。この経験が子どもたちの日々の遊びの中に生かされています。
学級の様子を見てみると、年長組はビニールを使って一人一人が思い思いの魚を作り海の世界ができていきます。すると水族館で見た水中ダイバーが登場。その横ではカメやエイ、カニを作る子どももいて、にじ組がみんなで行った水族館へと変わっていきました。その一方で年少組は年長児への憧れの気持ちを深め、運動会で見た『蒼き獅子』の踊りを真似る姿が見られます。竹はくるくる棒で手作り、踊りは完璧に覚えていて、曲が聞こえると仲間が次々と増えていきます。すると空き箱でビデオカメラを作り撮影するお父さん役の子どもも登場しました。また自分たちが作ったカニが壁に飾られ海の世界が現れると、「水族館を作りたい」という声があがりました。保育者の助けを借りながら作ったり、遊ぶ仲間を増やしたりしています。どのように遊びが広がっていくのか楽しみにしながら、これから両学級の様子を見守っていきます。
子どもたちは今までの様々な経験から吸収したことを年少児、年長児なりに表現しながら遊びを豊かにしていきます。
保護者の皆様も是非、普段の会話の中から子どもたちが楽しんで毎日を過ごしている姿を感じとってください。

10月 『毎日、運動会!』   主任教諭 大川麻弓

体育館や中庭、校庭に、子供園の子どもたちの頑張る声や友達を応援する声が響き始めました。10月7日(土)には子供園の運動会が開催されます。
子供園の運動会は、運動会のために練習はしません。
毎日の保育の中で、楽しみながら、そして、懸命に取り組んでいく過程で、「こんなに頑張っていることを、おうちの人にも見てほしいね。」と子どもたちに投げかけていきます。だからこそ、“毎日がミニミニ運動会”なのです。
特に初めて運動会を経験するたんぽぽ組は、ミニミニ運動会を繰り返すうちに、走り方や踊り方などどのように動いたらよいかを体で感じ、覚えていきます。そして、頑張る自分と、一緒に頑張っている友達の姿にも刺激を受け、担任を中心に、みんなで一緒にすると楽しいという気持ちを味わっていきます。
このような年少組の時の経験が基盤になり、年長組になると、運動会ではこんなことをしたい、あんなこともできるかもしれないと、様々な思いが溢れて出てきます。
にじ組では、1学期から繰り返し楽しんできた『リレー』と『綱とり』は絶対にやりたいという子どもたちの思いを受けて、プログラムに取り入れることにしました。
また、やりたいことやできることを考えていくうちに、たんぽぽ組の手伝いをしよう、小さいお友達のおみやげも作らなくちゃ、と運動会を進めていくのに必要なことにも気付き始めています。運動会当日までには、一人一つの係を受け持ち、その準備に取り組んでいきます。
年少組の時に楽しかった運動会の経験が、それだけで終わりになるのではなく、年長組になった時に、“自分たちの運動会”として、考えたり必要なことに気付いたりすることにつながっているのです。
今年の運動会、『たんぽぽ忍者と龍』のテーマのもと、たんぽぽ組の楽しむ姿と、にじ組の活躍する姿に、応援をよろしくお願いします。
   

9月 『2学期が始まります!』   園長 盒蕎六

今年の夏季休業は、天候不順の日々が続きました。気温があまり上がらず作物の生長が心配な日もありました。各地では、災害も続き地球温暖化の影響が大きくなってきていることを実感します。災害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さて昨日の8月31日は、子小連携連絡会・公開研修会が杉四小を会場に行われました。近隣の幼児保育施設の方にもご参加いただきながら、1学期の子供園と杉四小の連携交流について報告し、東京家政大学教授・佐藤暁子先生から、幼児期の発達と保育者の援助の意義、さらに就学に向けてのお話を具体的にご指導いただきました。改めて、私たち保育者の役割の重要性を認識した研修会でした。
本園では職員が常に幼児理解を深めスキルアップするために、毎月園内での研究会を実施しています。研究のテーマは、「よく考えてやりぬく子どもを育てる〜仲間の中の自分を感じて〜」です。このテーマは、まさに本園の教育目標です。この目標に向けて、私たちはよりよい保育活動をめざして実践を重ね、その結果を反省し、さらに実践を重ねています。この研究から一つのキーワードが出てきました。それは、「自分のことが好きで自分を大切に思える子」です。
自分のことが好きで自分を大切に思える子どもは、園での遊びに積極的に向かい、学級での活動にも喜んで取り組んでいます。その一方で自信がなく不安な子どもは一つ一つが心配で遊びの中でも大人に頼り、新しい活動等もドキドキです。では自分のことが好きで大切に思える子どもに育てるには、どうしたらよいのか?実は、園の力だけでは育っていきません。何よりも、保護者の方の愛情が一番大切です。親に愛され大切に育てられている子どもは、自分も家族も、そして友達も大切にし、様々な活動に意欲的に向かっていく底力をもっています。大切なこの幼児期に、どうぞ愛情をたっぷりとかけてあげてください。それは何でもやってあげて困らないようにする愛情ではありません。自分からやろうとする姿を見守り、失敗したら「大丈夫。」と支え、またチャレンジする姿を見守り応援する愛情です。そして、言葉で「大好きだよ。」と伝えてください。今はそれが大切な時です。いつも心から応援してくれる家庭の支えがあるから、子どもたちは園で新しいことに意欲をもってチャレンジしていきます。
2学期は運動会・遠足・子ども会など新しくワクワクする活動がたくさんあります。一人一人の子どもたちが、よく考え力を発揮し、そういう自分を大好きになれるよう、応援と支えを今学期もどうぞよろしくお願いいたします。
   

8月 『夏のあそび』   主査 相澤朗子

今年は、梅雨空が少なく晴れた日が続き、子どもたちは水遊びを十分に楽しむことができました。
毎日の水遊びを通して子どもたちは回を重ねるごとに、水と仲良しになっています。
初めてのプールを体験するたんぽぽ組は、プールの入り方を知り、挨拶をしてから
ワニ歩き、ラッコ歩き、カエルのようにジャンプするなど、一人一人のペースで取り組みながら、水の中で体を動かす楽しさを感じています。
にじ組は、一人一人がめあてをもち頑張っている姿があります。バシャバシャと水しぶきをあげる子から、プールは好きだけどまだ少し抵抗がある子と様々です。
みんなで激しい水しぶきの掛け合いを楽しんでいるうちに、いつの間にか顔がびしょ濡れ!!あれ??大丈夫だ!? 苦手な子も少し顔をつけてみよう、浮いてみよう、泳いでみよう、と成果を自信に変え、いきいきとプール遊びを満喫しています。
夏は、プールだけでなく、お祭りや花火大会、阿波おどりなどにお出掛けする機会も多くなります。身近な体験を通して心も体もたくましくなっていく子どもたち。一つ一つの小さな体験が大きな自信へと繋がっていくこの時期です。何気ない子どもの小さな発見やつぶやきに気付き、一緒に楽しんだり、言葉を添えたりしてあげてください。

体調を崩さないように、「よく食べ よく眠り よく遊び」上手に休息をとりながら、元気に楽しい夏にしていきましょう。

7月 『遠回りをしながら』   園長 盒蕎六

先日行われた年長組の「ごっこ活動」には、沢山の保護者の方にご参加いただきましてありがとうございました。子どもたちは、おうちの皆様に参加していただき、それはそれは幸せそうに張り切って取り組んでいました。
さて、「ごっこ活動」が終わり一段落。と思いきや、年長組はまた新たに自分たちの遊びを創りだしています。
つい先日見た年長3人組男児は、大型積み木を使って船を作っていました。
年長組になって使えるようになった大型積み木で深海を探検するつもりのようです。積み木の構成はまだそれほど経験をしていないため、それぞれ思い思いに積み木を置いていき、でこぼこの船になっていきました。
担任はあえて声をかけず、安全面には十分配慮しながら見守っていました。子どもたちから「先生、こうしたいんだけど、どうしたらいい?」と声がかかった時に助け舟を出します。できあがった船は、教えてもらわなければなかなか船には見えませんが、自分たちの中ではかっこいい大きな船のできあがりです。 
担任が、船の構成について特に口出しをせず子どもたちに任せていったのは、ちゃんと意味があるのです。こうしたらどうなるか、こうしたいけれど、どの形を置けばよいのか、と積み木の構成は奥が深い。数量・高さ・奥行き・長さ・バランスなど、自分たちがイメージする形を実現するためには繰り返し試してみないとわかりません。担任が「こうするのよ。」と、教えてしまえば言われた通りに構成し、出来上がるでしょう。けれど、それは自分たちが苦労して作ったものではありません。今回は、座る所はどんな積み木を置くとよいのか、屋根は壁の高さをどう積めば自分たちが座って運転できるか、雨を除けられるか、あれこれ声に出しながら積んでいました。実際に繰り返し取り組み、面白くて忘れられない経験が自分たちの力となっていきます。実感することが大切です。それは友達との関わりでも、自分自身の挑戦でも同様で、学校での勉強も同じなのです。
子供園は、そのような実感できる時間を沢山保障するために、自分たちの遊びの時間をたっぷりととっています。このような遠回りに見える活動が、知的な働きと相互に連動し、学びへと高めていきます。子ども時代に沢山の遠回りをして、いっぱいの経験を積み、それぞれの学びの底力にしていくことが、子供園の教育保育です。

6月 『親子の触れ合い』   主査 相澤朗子

5月13日の『親子で遊ぼうデー』には、たくさんの方に参加いただきましてありがとうございます。PTA総会後のスライドを使った園生活の紹介では、年少組が入園してから楽しく生活している姿や、進級して自信をもち活動に取り組んでいる年長組の姿をご覧になり、子どもたちが成長していく様子を感じていただけたと思います。
今回は、「親子で触れ合える遊び」をテーマに考えました。あいにくの天候になってしまいましたが、親子で楽しい時間を過ごすことができたのではないでしょうか。年少組はビニール風船を親子で作りゲームをし、年長組は親のひざ探しいす取りゲームをしました。またディズニー体操を一緒に踊り、子どもたちのエネルギーとパワーを改めて実感し、保護者の方は少し疲れたことと思います。親子ともに笑顔に溢れていた姿が印象的でした。
アンケートの感想には、「親が子どもの目線になって同じ遊びをすることが子どもにとって、とてもうれしいことなのだと感じた。」「しっかりと子どもの顔を見ることができ、一緒に遊んであげることの大切さを改めて感じた。」「親子で楽しい時間を過ごせました。」などがありました。
「ひとつ、ふたつ・・ここのつ」と歳を数えた時に、“つ”がつく間は子どもが親の膝に座っていても良い!といわれています。大きくなるにつれ、触れ合う時間は少なくなっていきます。子育ては楽しいことばかりではなく、悩みや苦労もたくさんありますが、今、この瞬間にしか味わえない子どもの成長を感じ楽しみ、心と身体の触れ合いを大切にしていきましょう。

6月はプール遊びも始まります。蒸し暑い日、照りつけるような暑さ、肌寒い日など、気候の変化も大きい時期です。『早寝・早起き・朝ごはん』の規則正しいリズムで生活し、休息・栄養をしっかりとり元気に過ごしましょう。

5月 『楽しみなお弁当!』   園長 盒蕎六

 子どもたちが入園・進級して約一ヶ月が経ちました。入園式の頃に満開だった桜がすっかりと青葉になり、私たちの目や気持ちを明るくしてくれています。
 さて、先日始まった年少組のお弁当はどの子もとっても楽しみにしていました。登園して、早速お弁当を「早く食べたい!」と担任に伝えてくる姿もありました。また、お弁当を頂きながら「ママのお弁当美味しい!」「お母さんのはうまい!」「うまい!うまい!」とあちらこちらから声が聞こえ、子どもたちの喜びに満ちた姿が大変印象的でした。以前、料理研究家の方が「お弁当を開ける時が、子どもがおうちの人に会える瞬間で、心からホッとできる時なんです。」というお話を伺いました。確かに、振り返れば私のお弁当も毎日残り物を詰めたであろう内容でした。でもそれを開けて一口入れたときは、肩の力が抜けてホッとしたものです。
これから毎日続くお弁当に、おうちの方は毎日何を詰めればよいのか悩ましいところもあるかと思います。でも、子どもたちを見ている限り、お弁当はおにぎりとミニトマトとウインナーだけでもごちそうです。食育というものは、単に食事の栄養だけを考えているものではありません。食べているときの環境や心持ち、幸福感が何よりもその人の栄養となります。
来年施行される、幼稚園教育要領・保育所保育指針の「健康」という領域には、新たに「先生や友達と食べることを楽しみ、食べ物への関心をもつ。」という項目が加わりました。それほど今の子どもたちにとって、「食」はとても大切な内容です。時間に余裕のある時は、ちょっとおしゃれなお弁当・くたびれてしまった朝は冷凍チンのお助け弁当・冷蔵庫に「何もない!」時には、愛情たっぷりのおにぎり弁当でも大丈夫。どうぞ、これから日課となるお弁当作りに肩の力を入れずお持たせください。お弁当は魔法の力を持っています。年長組にとっては、あと一年。そして年少組にとってはこれからの二年間どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、全学年ともに5月は個人面談や保育参加参観懇談会などが予定されています。入園と進級一ヶ月経ってからの子どもたちの様子について、園とご家庭で話し合いながら、子どもたちの成長を応援していきたいと思います。気づいたことや気になったことなどは、どうぞ職員へお声かけください。
 これからの季節、気候の変化が大きいことと、新しい環境での生活に少々疲れが見える子どもたちもいます。元気に登園できるよう、どうぞ体調を整えてお過ごしください。

4月 『子供園7年目のスタートです!』   園長 盒蕎六

 新しい一年が始まりました。お子様のご入園ご進級おめでとうございます。
今年の桜は、咲き始めは早かったものの満開になるまでに気温が低く時間がかかりました。おかげで、4月に入ってからもゆっくりと楽しめました。
 さて、学校の中にある本園は、他の園とは異なる環境でいつも小学生の生活を身近に感じることができます。
春は、入園式で2年生が入園したばかりのたんぽぽ組を歌で歓迎してくれます。初夏には、ザリガニ釣りを年長に教えてくれます。夏、七夕を一緒に楽しみます。秋、運動会をはじめ様々な行事で小学生は力を発揮し、園児にとって憧れそのものとなります。冬、1年生が入学の近づいた年長組に小学校生活のあれこれを教えてくれます。おかげで、年長組は小学校へ就学することがとても楽しみで仕方ありません。また、年間を通して4年生がたんぽぽ組に給食のお世話に来てくれます。少しばかりいたずらっ子の4年生も、園児の前では大変頼りになるお兄さんお姉さんで、たんぽぽ組の子どもたちにとってはヒーローです。
職員同士も常に連携を取り合い、お互いに学び合う機会を常に大切にしています。
子供園の教育保育の基礎基本となる幼稚園教育要領・保育所保育指針の改訂が来年度行われます。子供園をはじめとし、保育園・幼稚園においても保育の見直しを図り、よりよい教育保育を進めていくことが大切です。改訂される幼稚園教育要領・保育所保育指針にも、幼小連携教育の重要性が位置付けられています。そのような意味でも、これからの1年間、様々な場面で子供園と小学校の連携教育の推進についてもお知らせして参ります。
どうぞ今年度もご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

<高円寺北子供園・教育目標>
  たくましく心豊かで、心身ともに健全な幼児を育成する。
   ○すすんで体をきたえる子ども
   ○明るく思いやりのある子ども
   ◎よく考えてやりぬく子ども

上記三つの子ども像は、杉並第四小学校と同じ内容です。子供園・小学校ともに共通の願いをもって子どもたちを育てて参ります。