子供たちの授業を見に行くと、次のような授業をしていました。
2年生 学活「わたしのある日ずかん」
4年生 国語「ごんぎつね」
5年生 社会「水産業と私たちの暮らし」
2年生は、「いつ」「したこと」「したことのりゆう」を色の異なる付箋に書いて、貼っていました。
事実としての分類をしっかりと意識し、文章を書く練習をしていました。
4年生は、文学「ごんぎつね」の最終回の授業でした。
今まで読み取った情報をみんなでまとめ、最後はこの続きがあるとしたらどんな物語が考えられるかを想像していました。これまで読み取った情報(事実)を基に、こんな物語になるのではないかと想像を膨らませていました。
5年生は、日本の水産業について、教科書や資料集から情報を集め、そこからどんなことが言えるか考え、スライドにまとめ発表できるようにしていました。
各学年で共通して言えることは、事実(情報)を集め、その事実から何が言えるかを考えることです。事実と意見を分けて考え、理科で言えば眼の前で起こった観察・実験結果を事実として認識したり、体育で言えば今自分ができたりできなかったりする技のいいところ・悪いところを事実として認識します。そこから何が言えるか、何をしなければいけないかを考えます。
このように教科は違えど、共通して言えることが隠れていそうです。
「事実」から考える。「事実」を大切にする。
これからも大切にして学習を進めていきたいと思います。