緑あふれる中杉通り
青梅街道との交差地点から早稲田通りとの交差地点の間約1.6㎞には、ケヤキの街路樹が整備されています。このケヤキ並木は、戦後復興中の1954年に119本が植栽されたのが始まりで、現在は東京でも最大規模のひとつに数えられています。中杉通りのケヤキ並木は、1954 年、地元の有志が苗木を植えたことに始まります。そして50 年後には堂々たるケヤキのトンネルになりました。しかし、並木が巨大になるにつれ、ケヤキの木が倒れて近隣住民に被害が及ぶなど、深刻な問題が次々発生しましたが、樹形縮小というはじめに木の高さと幅を大きく切り詰め、その後に吹き出す多数の枝(萌芽枝)を何年にもわたり整理し、新たな樹形をつくりあげる作業が行われ、都の努力と住民の協力により、樹形縮小によるケヤキ並木の再生は着実に進んでいます。
