失敗して・成功して・ほめられて・・・育つ 10月27日、長縄グランプリの日、6年生は悔し涙にくれました。
10月7日に実行委員として子どもまつりを終わらせ、10月17日で精一杯がんばり、10月20日に80周年記念式典で最高学年として見事に発表し、10月25日に記念集会をリードして終わらせるというハードスケジュールの中で、毎日毎日ずっと限界に挑戦し続けた長縄でした。
思ってもみなかった記録・・・実力を出し切れなかった悔しさがあふれ出ました。でも、その涙の見せる感動はオリンピックもかないません。6年生はこの悔しさをバネに、さらに伸びるだろうことを確信しました。
一方で、5年生は見事最高記録を打ち立てました。5年生も連日記録を塗り替えていく快進撃で、1本の縄が子どもたちの心を一つにしていく様子が目に見えるようでした。
その1週間後の11月4日、杉並区青少年表彰で杉並第八小学校から2グループが表彰されるという快挙がありました。青少年表彰とは善行をして推薦された青少年が表彰されるもので、もちろん他には一校から複数受賞というところはありませんでした。
1グループは音楽教室で、毎年高円寺交流館まつりで演奏していることに対して、杉並区障害者団体連合会から推薦されたものです。
そしてもう1グループはあの6年生です。高円寺阿波踊りでのごみ回収ボランティア等が阿波踊り振興協会から推薦されての受賞となりました。
セシオンの壇上で賞状とトロフィーをもらう姿は自信にあふれ、神々しくさえ見えました。自分たちがやってきたことが認められ、ほめてもらえた自信は、大きな励みになったことでしょう。
学校での活動は挑戦の連続ばかりです。その中で失敗したり、ほめられたりしながら子どもたちは成長していきます。
かくいう私も地域の方から「杉八は本当にいい教育活動をしている。子どもたちも本当にいい子たち。」とほめられると、嬉しくなって、もっとがんばろう、と思うのです。
参考文書:
杉八だより12月号