学校紹介

平成25年度学校便り

学校便り3月号

「♪むーすーんーで、ひーらーいーて♪」


 26年度を思い切り開かせるためには25年度をしっかり結ばなくてはなりません。
 25年度の締めくくりにふさわしい出来事がありました。6年生の「阿波踊り環境美化啓発活動の推進」が東京都の青少年表彰を受けたのです。(4年鈴木大渡君と6年鈴木裕太君もバレーボール全国優勝で受賞しています。)東京都の教育長から賞状をいただき、本当に誇らしげな6年生でした。
 さて杉八の子が来年度はどうやって高円寺や阿波踊りを盛り上げてくれるか、楽しみです。

 26年度もダイナミックで多様な教育活動を展開していくため、杉並区の施策をもとに学校も新たな取り組みをいくつか行います。
 一つは土曜授業です。杉並区では「平日の授業の延長ではなく、土曜日に実施するメリットを生かしながら、今まで積み上げてきた活動を基に、地域や保護者が一体となった多様な教育を展開する」と基本方針を打ち出しています。杉八小では、今までも月に1回程度の土曜日学校公開を行ってきましたが、基本方針に沿った中身にリニューアルして毎月第2土曜日を基本とした土曜授業を行っていきます。

 26年度第1回目の土曜授業は4月26日の予定です。3月7日から行われるソチパラリンピックのアルペンスキーに出場する東海将彦選手と田中 佳子選手をお迎えして講演会を開催する予定です。東海選手は杉並区出身で、トリノでは銀メダルを獲得しています。ソチでの感動的なお話や障がいを乗り越える努力、それでも続けていくスポーツの素晴らしさなどお話しいただけると思います。オリンピックは終わりましたが、引き続き行われるパラリンピックに是非ご注目いただきたいと思います。

 算数の学習も、より個に応じた形に変えていきます。教材費の公費負担も行われる予定となっています。これらのことに関しては年度末や新年度の保護者会、お便り等で詳細をお知らせしていく予定です。
 また、高円寺地域における新しい学校づくり計画も、今月中に協議会が立ちあがり進んでいく予定です。
 花開く26年度に向けて締めくくりと準備をしっかりしていく3月にしていきます。


参考文書: 杉八だより3月号

学校便り2月号

「平成25年度 教育調査の結果」


 昨年末に実施いたしました教育調査では、ご協力をいただきありがとうございました。今年度回収率は77%でした。結果につきましては、別紙にご報告させていただきます。今年度も保護者の皆様には平均肯定率が95.6%という高い評価をいただきました。(経年変化を見るため、昨年度と同様の集計をしています。)

 昨年度と多少評価項目が違ったり、質問内容も読み取りづらかったりした項目もあったかとは思いますが、昨年の平均肯定率94.4%よりもさらに高い評価となり、教職員の今年度の努力を認めていただけたこと、大変励みになります。次年度へ向けて、さらに皆様のご期待にこたえるよう努力していきます。

 子どもたちの評価を見ましても、平均肯定率は93.8%と高い評価になりました。昨年度は98.4%でした。杉八小は小規模校ですが、一人一人の子どもに目が行き届くというメリットを活かし、子どもたちに寄り添い、満足した学校生活が送れるよう次年度もがんばっていきます。

 また、回答を見ますと、『どちらでもない』、『回答不能』もありました。『肯定(否定)』、『やや肯定(否定)』の違いもあります。昨年度同様、この違いにも目を向け、皆様からいただいたご意見をもとに、分析し、次年度への課題として、その解決に取り組みたいと考えています。

 最も評価の低かった項目は、昨年度同様『小中一貫教育』でし
た。平均肯定率は63.2%です。他の評価項目と比べると特に低いということがわかります。今年度、高円寺中から数学と社会の先生が3年生、5年生、6年生の授業に入っています。高南中からも理科クラブとダブルダッチクラブの指導にも来ていただきました。このように日常生活の中で関わっているのですが、肯定率が低いという事は、皆様への十分な情報発信が不足しているものと反省しています。今年度末には小中一貫教育についてのニュースレターをお配りする予定です。ご一読ください。

 これ以外でも、小中合同清掃やあいさつ運動も行っています。運動会やこどもまつり、るるぶ高南、読書さんぽなど小学生と中学生が一緒に活動する場面が数多く見られました。義務教育9年間を見通したとき、子どもたちの学力向上のみならず、体力向上や、情操教育にも取り組み、より幅広い人間性を身に付けられるよう考えております。

 この調査結果と皆様からいただいたご意見をもとに、本校の教育活動をより充実したものとなるよう努力していきます。今後ともご協力、ご支援をよろしくお願いします。


参考文書: 杉八だより2月号

学校便り1月号

「本当は誰のため?」


 「あけましておめでとうございます」
 旧年中の学校教育へのご支援を感謝申し上げますとともに、本年もよろしくお願いいたします。

 昨年末、児童館がしばらくお休みということで、学校支援本部の方が「はっちぃくらぶ」で子供たちを見守ってくださいました。ダブルダッチや卓球など楽しい企画もあり、本当に地域の皆様にお世話になっていることを実感しました。

 しかし、いつもお世話になるばかりでなく、地域への御恩返しの活動も年末にかけていくつかありました。
11月8日(金)「小中合同地域清掃」(杉四、杉八、高中で縦割りグループを作り、高円寺地域を清掃しました。)
11月23日(土)「高円寺南口駅前広場イルミネーション点灯式での金管バンドの演奏」(高円寺南商店会からの依頼で式を盛り上げました。)
11月24日(日)「我が街ふるさと運動会」(杉八小体育館会場で地域の運動会をしました。)
12月22日(日)「高円寺ゆめ音楽祭」(杉四小音楽教室・太鼓クラブ、杉八小音楽教室・箏クラブ、高円寺中吹奏楽部、高南中吹奏楽部が、地域の方もお呼びして、座・高円寺で一緒に演奏しました。)

 このあと1月末には地域ぐるみであいさつ運動、絆プロジェクトの花鉢配布など地域とのつながりは続きます。高円寺駅への子供絵画展示も3学期にあります。

 子供たちは、少しでも高円寺のまちのお役に立つように、お世話になった方々への感謝の気持ちをこめて活動していく中で、高円寺のまちをより身近に感じ、愛着を深めていっています。

 5年生が、6年生まで学年をまたがって取り組む「再発見!自分たちの高円寺阿波おどり」の授業も始まりました。ボランティアをしたあとの6年生の感想に「5年生にも掃除の楽しさ、終わった後の達成感を味わってほしい。」というものがありました。それを読んだ5年生は「普段の掃除は面倒くさいけど、自分たちから積極的にやろうと思った掃除は楽しいんだとわかった。」と感想を言っていました。その通り!

 いつもお世話になっている地域のために、やってあげた、と思っていたけど、本当は自分たちのためにやっていることに子供たちは気付きました。それが勤労や奉仕と違う「ボランティア」です。(ボランティアの要素は、自発性、無償性、利他性、先駆性です)なるほど、地域のために活動した後の子供たちは満足したすがすがしい顔をしていました。今後も他では得られない経験と思いを大切に育てていきたいと思います。


参考文書: 杉八だより1月号

学校便り12月号

「自信とは自分の力で得ていくもの」


 先日の学芸会にはご多用の中、ご来校いただきありがとうございました。今年は4つの劇を行いました。そして手話を取り入れた全校合唱を行いました。どの演目も児童は精一杯頑張り、素晴らしい学芸会となりました。

 さて話は変わりますが、皆さんは宗 茂・猛兄弟をご存知ですか。『懐かしい』と思いだされる方も多いかと思います。宗兄弟は日本を代表する双子のマラソンランナーで、オリンピックにも出場したこともある世界のトップ選手でした。
宗兄弟は二人とも小学生のころ、何をやっても“ダメ”な児童だったそうです。授業での発言は少ないし、短距離を走ってもいつもビリでした。

 しかし、四年生になったとき、体育の時間で持久走を走ったところ、二人ともトップでゴールインしたのです。クラスのみんなは『エッ、あいつが…』という驚きの目で見るし、宗兄弟自信も注目されるのはこんなに気持ちがいいものかと、何ともいえない幸せな気分を感じたそうです。それから、勉強にもスポーツにも、俄然やる気が生まれ、積極的に自分をアピールし始めました。

 宗さんは、『ほかの何も取り柄のなかった僕たちは、クラスで一番のものを一つもったことがものすごく大きな自信になった。そして持久走で得た小さな自信をバネにして、これしか自分たちを生かす道はないと、さらに目標をもって、上を目指すようになった。自信を失ったり、失敗したりと、苦しい経験のほうがずっと多かった。何でもいいから、どんな小さなことでもいいから、自分の力で一生懸命に頑張って、それをやりとげた時、人間は大きな自信を持てるし、成長するものである。自信とは他人から与えられるものではなく、あくまでも、自分の力で得ていくものである。自分で小さな自信を発見し、それを育てていくことに励んでほしいと思います。』と語られています。

 先日の学芸会を終えた児童たちは、自信に満ちた顔をしていました。練習で苦労したり、つまずいたりしながらも、創意と工夫と仲間との団結で乗り越えた努力の賜物です。一人一人が “やればできる”という自信を得た学芸会でした。


参考文書: 杉八だより12月号

学校便り11月号

「活躍の陰に伝統あり」


 今年の1分区連合運動会では、杉八小の6年生が、23人という最小の人数ながら大活躍をしました。

        <100メートル走男子>   1位
        <100メートル走女子>   1位
        <1000メートル走男子>  1位、2位
        <1000メートル走女子>  1位
        <200メートルリレー男子> 1位
        <長縄(全員で)>       1位

 と、ほとんどの種目で上位をとり、お見事としかいいようのない記録でした。本当によくがんばりました。

 そういえば、9月30日、6年生に、高校の陸上部で活躍している先輩が、バトンパスの仕方、スタートダッシュの仕方など、走り方を教えに来てくれていました。自分の創立記念日の休みを利用して。一人一人にアドバイスをくれる姿はさすが杉八育ち…と思いました。

 土曜日の箏クラブにも、高校生になった先輩が教えに来てくれています。「自分たちも小学校のとき、世話になったから。」と言って。
「こどもまつり」でも卒業生が大活躍。中学生ブースでお店を出してくれたり、南中ソーランで盛り上げてくれたり。高中、高南中の吹奏学部は一緒に演奏もしてくれました。この日のために、高南中の吹奏楽部は夏休み中に杉八の金管の指導に来てくれました。一人一人に適切に教えてくれる姿はかつての縦割り班などでの姿を思い出させました。このような先輩の姿を見て、きっと今の杉八小の子たちも、後輩のために、誰かのために役に立ちたい、と思う先輩になっていくと思います。杉八の伝統が作られていく姿を見たような気がします。地域の卒業生の方が杉八のために力を尽くして下さるのもこの伝統でしょう。

 ところで、連合運動会の前約3週間、7:45からの朝練では、杉八のほとんどの教員が校庭で指導をしました。「教師全員で一人一人の子どもを見る。」というのも、ほとんど杉八の伝統となっています。保護者の皆様の元気な応援も伝統でしょうか。子どもと保護者と教員のチームワークによる記録に改めて拍手!



参考文書: 杉八だより11月号

学校便り10月号

「人は環境によって生きるもの」


 杉八小の校庭や花と緑の小道は木々や草花に囲まれ、季節によっていろいろな景色を見せてくれます。春には桜が、夏には木々の葉の青さが、そして秋には銀杏の実が落ち、冬はじっと春の訪れを待つかのように枝が風になびきます。
 そんな四季を写し出してくれる杉八小の緑が私は大好きです。
ふと校庭を見ると、桜の木がそこにいる子どもたちを温かく見守っているかのような印象を受けるときもあります。また青い空に浮かぶ雲の動きや、風にそよぐ葉が見る人の心を和ませてくれるように見えます。
 こんな風景を見ていると、人というのは、さまざまな人間関係の中で、自分というものを見失いがちになる時があると思います。
こうしようと思っていたのに、つい違う行動に出てしまったり、思ってもいなかったことが口をついて出てしまったりして後悔する。人と人との関わりとはそういうものなのかもしれません。また、それによってお互い成長するのかもしれません。
私が中学校の修学旅行の引率で薬師寺に行ったとき、住職の方にこんな話をしていただいたことがあります。

「知識は体の表面を飾るもの、智恵は心を飾るもの。知識は不平不満の心、智恵は悦びと感謝の心をつくる。智恵がなく、知識だけを競うから世の中住みづらくなる。」

 先月行われた杉八集会も保護者や地域の方々に多数お越しいただきました。ご覧いただいたように、児童全員が一生懸命に群読や合唱をしました。低学年の子どもたちは高学年の姿を見て学んでいくのが杉八小です。この杉八小の子どもたちの良さは保護者はもちろん、地域の方々の様々な支援によって引き出されています。
“人は環境によって生きるもの”と言われます。世の中がさまざまな環境の変化をとげる中、自分の生きるための環境づくりを見失わないでほしいものです。



参考文書: 杉八だより10月号

学校便り9月号

「チーム杉八 さらに前進!」


 44日間の長い夏休みが終わりました。児童の元気な顔を見ながら2学期を迎えることができました。夏休み中、プールに参加したり、パワーアップ教室に参加したり、ご家庭で家族のだんらんを楽しんだりできたのだなと児童の顔から察します。2学期も杉八小は様々な行事があります。保護者の皆様のご協力をよろしくお願いします。
 さて、1学期末から三上校長が病気のため、休みをとらせていただいておりました。おかげさまで順調に回復しています。まだ休みをいただきますが、杉八小教職員一同、一丸となって教育活動を行っていきますので、ご安心ください。



参考文書: 杉八だより9月号

学校便り7月号

「一人一人に与えられる“86400”の使い方」


 生まれてきたばかりの赤ちゃんから高齢者の方々、すべての人々に平等に与えられているもの、それは「時間」です。日本だけでなくどの国でも一日は24時間、秒数になおすと86400秒もの時間が与えられます。この86400秒は午前0時から始まり、翌日の午前0時には、また新しい86400秒が与えられます。時間は貯金ができないのです。どんな人であっても、一日24時間以上の時間をもらうことはできません。
 この、みんなに等しく与えられている時間をどう使うかが、とても大切です。だらだら過ごしているとあっという間の一日ですが、集中して取り組むと勉強や仕事がはかどって、後の時間は、自分の思うような時間に充てることができ、1日が長く感じられることもあります。もしかしたら皆さんも感じられたことがあるかもしれません。1日24時間、86400秒の中身をどのように使うかは、まさに自分自身に任されているのです。この一日一日の積み重ねが1週間となり、それが1ヶ月となり、やがて一年となって、自分の人生になっていくのです。自分に与えられる、一日だけの貯金、“86400”秒を有意義に使いたいものです。
 さて、今まで「自分の時間」についての話をしましたが、時間には、もう一つ、「人の時間」というものがあります。全校朝会で話をするときなど、私は全校児童136名分の時間を預かり、そして使っていることになります。5分ほど話をさせてもらっていますが、約300秒、児童の時間を使っていることになります。学校は大勢の人が一緒に時間を使うところです。集合するときに3分、すなわち180秒遅れれば、児童の時間を180秒ずつ無駄にしていることになります。
 自分の時間を大切にすることはもちろんのこと、「人の時間」を無駄にしないよう、時間を守って生活したいものです。



参考文書: 杉八だより7月号

学校便り6月号

君は学校も変えられる


 この4月から給食で使うお米の一部は岩手県雫石町の藤原さんの作るおいしい「あきたこまち」になりました。
 今まで、給食のお米はすべて杉並米穀小売商組合連合会に注文した物で、産地銘柄もお任せしていました(現在は「富山産てんたかく」)。これに農薬の少ない「あきたこまち」も使うように変えたのは現6年生です。

 現6年生は5年生の総合の時間に「杉八マイ米プロジェクト」として、稲を育てていくことを通して「米のよさを伝え、米離れを止めよう」という課題を設定してこれに取り組みました。これには雫石町役場、雫石町JA の方が食育交流事業として稲の植え方、育て方、収穫法等に大きくかかわってくださいました。実際に米作農家の方に接することで農業の問題点や苦労を知り、農家がいかに頑張っているかも肌で感じました。雫石小との交流もあり、雫石がますます身近になりました。

 最後に収穫した杉八米を食べるときに、雫石米も一緒に食べ比べた子供たちは、おいしい米を紹介して米離れを防ぐことを考えつきました。結局全校児童の前でプロジェクトの経過を発表し、栄養士と校長の前で、おいしい雫石米を給食に採用してもらえるようにプレゼンしました。

 しかし校長はなかなかうんと言いません。「今だって給食の米は安全でおいしくて安価です。それを何故変えなくてはいけないのですか?」子供たちは自主学習でそれに応えました。放射能検査のこと、東北の米は農薬の回数が少ないこと、値段のことはよくわからないけれど、味は自分たちが保証するからと言って、農家の顔の見える米を推薦しました。雫石町の農家の方が、杉八の給食のためならと、とても安価で購入することもでき、結局給食に採用になりました。5年生の行動が学校を変えたのです。

 今、子供たちが身の回りに潜む問題を見つけ、解決のために行動に移し、みんなで共有する、という「DFC(デザイン・フォー・チェンジ)」という教育プログラムが注目されています。自分で考え行動する教育は問題解決能力を養います。「どうせ無理」というあきらめの思考を「やればできる」体験をさせることで、子供たちの自尊心を高めるきっかけ作りをするものです。

 3月の卒業式で私は12歳のアメリカの少年トレバ―の話をしました。社会科の先生が出した「世界を変える方法を考え、それを実行してきなさい。」という宿題に、トレバーが苦労してたどり着いた方法は、「身近な3人に何か役立つことをする」というものでした。してもらった人はまた3人に役立つことを渡していく、ということを繰り返して、トレバ―の行いはいつの間にか少しずつ地域の中に広がっていきました。

 自分たちの小さな発信も、積み重ねていくことで、学校へ、地域へ、やがて世界に広がり、未来も変えられるかもしれない、そんな経験を小学生にだってたくさんさせてあげたいと思います。



参考文書: 杉八だより6月号

学校便り 5月号

心をつなぐあいさつ 心を温かくする言葉


 朝、正門に立ち、あいさつをしながら児童を迎えています。「おはようございます」とあいさつをすると、「おはようございます!」と元気にあいさつを返す児童や、立ち止まって丁寧に「おはようございます」とあいさつをする児童、ちょっと疲れた様子で「おはようございます」とあいさつをする児童など様々です。
 あいさつは「心と心をつなぐ窓」とも言われます。人と人との間には窓があって、気持ちのよいあいさつができると、その窓を通って相手の心にも気持ちの良さが伝わります。元気がなかったり、いやいやあいさつしたりすると、いやな気分が相手に伝わるものです。杉八小の元気のよい、笑顔の児童たちのあいさつは私たちにまで元気を与えてくれます。あいさつをするという習慣はご家庭や担任の教えがきっかけになったのかもしれません。しかし、行動に移し、このような振る舞いを身につけてきているのは自分自身なのです。自分で考え、心を豊かにしようと努力している児童たちはすばらしいです。
 このような気持ちの良いあいさつとともに、人の心を温かくしてくれる言葉があります。その一つが「すみません」という言葉です。以前、この言葉を2人の子どもたちから言われて、何とも言えず、ほのぼのとした気持ちになったことがあります。1人目の子は、廊下を歩いていたときに私とぶつかりそうになったときです。その子は「すみません」と言って、道を譲りました。2人目の子は、落ちた鉛筆を拾ってあげたときに「すみません」と言いました。
 この「すみません」という言葉には、人の心を温かくするいくつかの意味が込められていることがわかります。1人目の子は、ぶつかりそうになったので「ごめんなさい」という意味で使っていました。2人目の子は、拾ってもらったので「ありがとうございます」という意味で使っていました。調べてみると「すみません」という言葉には『このお礼はすませていません。いつかお返ししますね』という意味もあるのだそうです。
 人の心と心をつなぐあいさつのほかに、日本には人の心を温かくする言葉がたくさんあります。杉八小には先ほどの2人のほかにも、このような言葉を使える子がきっとたくさんいることと思います。「一人一人がたからもの」の杉八小。気持ちの良いあいさつと心温まる言葉が行き交う学校にしていきたいです。ご家庭でもご指導よろしくお願いします。


参考文書: 杉八だより5月号


学校便り 4月号

ひとりひとりがたからもの


 3月23日に、28名の宝物が、杉八小での教育の集大成といえる見事な態度で、将来の夢を胸に巣立っていきました。涙涙の卒業式でした。
 そして本日、29名のぴかぴかの宝物の新1年生を迎え、81年目のあらたな歩みを全校児童137名でスタートさせました。
 今年度も137名だからこそできる、137名でしかできない、きめ細やかな個に応じた教育を推進してまいります。一人一人の経験や興味関心が違うように、指導方法も一人一人違います。可能な限りその子にあった到達目標や指導方法を見つけていきたいと考えています。コンセプトは「ひとりひとりがたからもの」―子供たち同士も、お互いを大切にしあえる子供たちであってほしいと願っています。

 25年度も教育目標「思いやりのある子 よく考える子 たくましい子」の実現のため、今までの取り組みに新しい取り組みを加えて、教育内容の充実を目指していきます。

1 東京都「言語能力向上推進校」2年目、杉並区「言葉の教育」研究推進校3年目としての
  研究

  「書く力」を切り口に思考力を伸ばす研究に取り組みます。9月14日の杉八集会と工藤
  直子さんの講演会は広く公開として皆様に見ていただきます。

2 読書活動の充実

  学校司書の努力の成果もあり、昨年度は子供たちの読書量が2倍近くと飛躍的に伸びま
  した。25年度はご家庭の協力も得ながら、さらに内容を充実させていきたいと思います。

3 ESD(Education for sustainable Development−持続可能な開発を実現するために
  、発想し行動できる人材を育成する教育)の視点を取り入れた教育プログラム

  日本建築学会の先生方(東大、横浜国大、千葉工大、早稲田大等の先生方)と行ってき
  た環境教育プログラムをESDの視点からも充実させていきます。

  その他、地域と共に進める学習、防災安全教育、小中一貫、体力向上等も今まで以上に
  充実させて進めていきます。ご支援よろしくお願いいたします。


参考文書: 杉八だより4月号