3月22日  修了式全校朝会講話
     〜自分自身を振り返る〜

3月の中旬を過ぎて、寒の戻りを感じる日が多いですが、桜の芽も大きくなり、間もなく開花を迎えようとしています。1年間の節目であり、新たなスタートを迎える春がやってきます。

いよいよ今日は、令和5年度の修了式となりました。3学期の終わりは、それぞれの学年で予定されている学習を終える時でもあるので、終業式ではなく修了式といいます。

最初に、嬉しいニュースを紹介します。
3月11日 アメリカ・ロサンゼルスで第96回アカデミー賞授賞式が開催され、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞しました。アカデミー賞は、アメリカ映画界で最高の栄誉とされ、視覚効果賞という賞は、アジア映画では初めての受賞という快挙だったそうです。
この映画で映像の視覚効果を高める技術スタッフに、野島達司さんという方がいらっしゃいます。実は、野島さんは、今から13年前の高四小の卒業生でした。受賞式にも参加され、テレビにも紹介をされていました。こうした世界的な賞に高四小の先輩が関わっていたということは大変誇らしいことです。

野島さんの卒業文集には、将来、電子機器を開発する会社に入って開発に携わりたいという希望が力強く書かれていました。そして、小学6年生の知識とは思えないレベルの電子機器にかかわる機能の紹介がなされ、文集の最後には「将来、もっと人の役に立つ製品をつくりたい」という決意でまとめられていました。この卒業文集を読むと、当時の思いを見事実現し、偉業を成し遂げたことが分かります。

1年間の学校生活の節目を迎える時、皆さんに伝えたいことがあります。
それは、「自分の好きなこと」「やってみたいこと」に自分自身が気付いてほしいということです。スポーツでも料理でも、科学でも、生き物でも、何でもいいです。自分の好きなこと、興味のあることをぜひ自分で見付け出していってください。それが、きっと生きるエネルギーになったり、苦難を乗り越えようとするときのパワーになったりするからです。
でも、こんな話をすると、「自分の好きなことが分からない」という人もいると思います。そんな時は慌てることはありません。分からないからこそ、学校で毎日、いろいろな勉強や経験を積んだり、先生からお話を聞いたり、様々なところに実際に出かけたりして自分の目で確かめる活動を積んでいるのです。ですので、1日1日を大切に過ごす必要があります。

6年生は、立派に最高学年としての役目を果たし、明日卒業式を迎えます。5年生は、在校生代表として卒業式に出席し、バトンを受け継ぐ準備が整いました。4年生は、高学年への仲間入りを前に、自分たちの力で学習を進めていこうとする力が高まりました。3年生は、自分たちの身近な学習から、地域や社会全体に関わる学習へと視野が広がりました。2年生は、後輩ができて、頼もしくなりました。1年生は、お兄さん、お姉さんとして、幼稚園や保育園との交流会を頑張りました。入学式での出し物もよろしくお願いします。

今日で、令和5年度の学習は、終わりを迎えます。1年間、先生方とともによく頑張りました。先生方は、皆さんの成長をいつでも応援しています。

自分が頑張ったことを自分でほめてやりながら、自分の得意なこと、好きなことを春休み中に振り返ってみてください。そして、それをさらに広げ、深めてみようという目標をもつ春休みにしてください。

進学・進級した先でまた、頑張りましょう。