7月20日 終業式講話
     〜学校生活の「あいうえお」〜

今日は、いよいよ終業式です。1学期、72日間の最後の最後の日になります。
始業式の日、学校生活の「あいうえお」についてお話をしました。「いい学校は、誰かがあたえてくれるものではなく、自分たちで作っていくものです。頑張りましょう」という内容でした。

あいさつの「あ」
1学期間、朝登校する時や校内で、自分から「おはようございます」「こんにちは」と声を出せる人と毎日出会うことができました。「◎たいへんよい」です。2学期も、来校されたお客様や保護者の皆さんにも自分から声を掛けられるといいと思います。

いのちの「い」
避難訓練やセーフティ教室、毎日の授業の中で、命の大切さについて考えてきました。高四小の1日の欠席者は、およそ20名で過ぎてきました。一クラスに2人のお休みはいないことになります。「◎たいへんよい」です。2学期も、先を見通して、けがや体調の管理に気を付け、保健室に来る機会が減るといいと思います。

運動の「う」
大きな学校行事であった運動会では、練習からよく頑張りました。保護者の方からいただいたアンケートには、全校の子供たちが一生懸命やっている姿に感激したという声がたくさん寄せられました。応援団長の二人も立派でした。「◎たいへんよい」です。2学期は、暑さも少し和らいできます。長縄グランプリなどのイベントもあります。みんなで挑戦していきましょう。

笑顔の「え」
遠足や教室での授業、委員会発表でたくさんの笑顔を見かけることができました。笑いは、相手のことを考えながら、体と心のリラックスさせることで生まれるものだそうです。「〇よい」です。2学期は、周囲の様子を観察しながら、みんなが笑顔で過ごすにはどうしたらよいか、そんなことを考えていきましょう。

思いやりの「お」
これも毎日の授業の中で、考えてきました。
私が担当した生き方科の授業では、マザー・テレサという人の言葉を借りて、思いやりの反対語は「無関心」という考え方を紹介しました。友達の表情や言葉遣いを参考にしたりしながら、相手の気持ちに気付けることができていました。「〇よい」です。2学期は、学校内だけでなく、地域や世界全体に自分の思いを巡らせ、深く考えることを目指してください。

このあと、先生方からあゆみが渡されますが、1学期の学びや学校生活を振り返る資料として参考にしてください。そして、2学期の目標としてください。

明日からいよいよ夏休みが始まります。
長いお休みとなります。ぜひ、普段できないことに挑戦してみてください。時間をどう使うかは、自分次第です。身近なことでかまいません。「あれ?」「どうして?」と 思ったことを、追究してみてください。学びの多い夏にしてほしと思います。
今年の夏は、暑さに加え、たくさんの人が旅行などに出かけるとニュースで聞きました。
健康や安全に気を付けて、事件・事故に巻き込まれないようにしてください。