9月11日 朝会講話
     〜身近な「疑問」は、誰かを幸せにする〜

 教室の前には、夏休みに取り組んだ自由研究が並べられています。多くの人が、様々な事柄に関心をもって工作や実験・調査に取り組んだことがわかります。
どれも力作ぞろいで感心しました。

 その中で、目に留まる作品がありました。
 一つは「1日お母さん」というテーマの研究で、お母さんの1日のスケジュールを調べ、そのスケジュールに従って自分もお母さんの生活を経験してみるというものでした。お母さんの1日のスケジュールは、「やらなければいけないことがたくさん詰まっていて、中でも、ごはんづくりが立ちっぱなしの仕事で大変だった。だから、できるだけお手伝いをしたい。」という感想が述べてありました。

 もう一つは、走るのが苦手な人が、どうやったら早く走れるようになるかを考えたものでした。そこには家族を「筋肉を強くするグループ」と「走るテクニックを磨くグループ」の2グループに分けて行った実験が紹介されていました。2週間トレーニングを積み重ね、30メートル走の記録の変化を比べてみると、結果は、筋力を強くしたグループの方が、短い期間で30メートル走の記録が縮まりました。でも、走るテクニックを磨いても記録が縮まることから、筋肉とテクニックの両方を鍛えることが大切と結論付ける内容でした。

 これら作品を目にした時、自分の身近なところから「あれ?」「どうして?」と疑問をもったこと、そして、調べた結果を活用すると「誰かを幸せにできる」という発想があるというところに感心しました。いずれも高学年の作品です。さすがだと思います。

 日頃の授業や生活の中で「あれ?」「どうして?」と思ったことは、先送りにしないで質問をしたり、本やネットで調べてみたりしてください。きっと、誰かを幸せにするヒントがあるはずです。