11月6日 全校朝会講話
     〜11月は「ふれあい月間」です〜

 11月に入ります。音楽会へ向けての練習も本格的に始まろうとしています。発表まで、みんなで力を合わせて頑張っていきましょう。

 さて、今日は11 月から始まっている「ふれあい月間」についてのお話です。
 絵本作家に、いぬいさえこさんという方がいらっしゃいます。いぬいさんの絵本には、リスやタヌキなどかわいい動物が登場します。みたことがある人もいるかもしれません。

 いぬいさんが書かれた絵本の中に「きみのことが だいすき」という本があって、次のような一節があります。
  「99 人に合う靴だって  きみに合わなきゃ  意味がないんだ」という言葉です。
 私は、この一節を読んだとき、意味の深い言葉だなあと思いました。99 人の人がある靴を履き心地がいいと言っていても、自分にとって履き心地がいいとは限らないということです。履き心地が悪いのをずっと我慢して履き続けるのは、つらいです。では、どうするか。新しい靴を用意したり、靴紐の長さを調節したり、中敷きを入れてみたり・・・。その人のあった工夫が必要になります。

 学校生活は、集団生活です。例えば、ある一つの方法で、クラスのみんなが楽しく、心地よく過ごせるとは限りません。「このやり方があっていないかな」と感じた時、先生方は必ず、その人に合った別の方法を考えたり、選んだりしています。すると、当然、他のみんなとは違うやり方になります。でもそれは、「ずるい」とか、「なんであの人だけいいの」とか、そういうことではありません。一人一人にとって合う靴になるように調整をしているからです。
 音楽会の練習が学級や学年で本格的にスタートしています。合奏や歌が得意な人もいれば、苦手な人もいるでしょう。でも、最後の目標は、「楽しく、笑顔で! 高四ミュージックデイ!」です。きっと「思いやり」が必要になるはずです。では、その時、周りにいる人は、どのような気持ちでいればいいのでしょうか。考えてみてください。

 最後に、紹介した絵本は、たかし教室の早川 宏先生が「こころのお便り」というお手紙の中で取り上げています。学校のホームページに掲載してあります。ぜひ、一度、読んでみてください。